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【鳥インフルエンザ関連情報】鳥類を再公開します
 └─上野・多摩・井の頭・葛西 2018/02/05

 2018年1月5日に東京都大田区で回収されたオオタカ1羽の死亡個体から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出され、環境省は野鳥監視重点区域(発生地周辺10km圏内)における野鳥監視強化を継続してきましたが、これまでのところ野鳥監視重点区域監視において異状は認められないことをふまえ、同省は「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、回収日から30日後となる2018年2月4日24時(2月5日零時)をもって指定を解除しました。

 これにともない、上野動物園、多摩動物公園、井の頭自然文化園、葛西臨海水族園では、2018年2月6日(火)以降、以下のとおり展示やイベントを再開します。

1.展示を再開する鳥類

上野動物園
 コミドリコンゴウインコ、アオメキバタン、エミュー、モモイロペリカン、
 コハクチョウ、オオワシ、シジュウカラガン、サカツラガン、ニホンコウノトリ

多摩動物公園
 ムラサキサギ、アマサギ、オグロヅル、ソリハシセイタカシギ、ダイシャクシギ、
 オグロシギ、ハマシギ、カイツブリ、オオヨシキリ、カルガモ

井の頭自然文化園
 ニワトリ(チャーン)

葛西臨海水族園
 ニホンコウノトリ、タンチョウ、クロツラヘラサギ、
 オウサマペンギン、ミナミイワトビペンギン、フェアリーペンギン

2.再公開する施設や実施再開するプログラム

都立動物園・水族園共通
 鳥類との「ふれあい」の再開

多摩動物公園
 アジア園ウォークインバードケージ

井の頭自然文化園
 水生物園(分園)の「ダックさんにお弁当」(第1・3日曜日)
 鳥類との接触を防ぐために設置したコールダック舎人止め柵の撤去

葛西臨海水族園
 「ペンギンの生態」でのスポットガイド(12時30分)
 「ペンギンの生態」での「えさの時間」(10時30分、15時)
 ペンギンとの接触を防ぐために設置していた人止め柵の撤去

3.継続する対策

 現在まだ鳥インフルエンザが発生しやすい時期であること、また、飼育管理状況によっては展示再開や中止に伴い捕獲作業が鳥に大きな負担を与えることから、2018年4月頃までを目安に対策を継続します。展示再開の際はホームページなどでお知らせします。

都立動物園・水族園共通
 ・消毒マットによる入退園時の靴底の消毒
 ・園内へ進入する車両などの消毒

上野動物園
 ・展示中止:マクジャク
 ・両生爬虫類館のイベント「Touch Me!?」の中止

多摩動物公園
 ・展示中止:ヒメウズラ
 ・園内放し飼い中止:インドクジャク
 ・アジア園「水鳥池」の水抜き、ガン類の旧類人猿舎への移動
   →2018年3月14日(休園日)にガン類を水鳥池に戻しました(お知らせ)。
 ・よこはま動物園ズーラシアとのニホンコウノトリ交換延期(交換については2017年12月26日発表済)

井の頭自然文化園
 ・展示中止:ニホンキジ、コジュケイ、ウズラ、オオハクチョウ
   →2018年3月26日(月)から展示を再開します。

 今後、イベントや展示内容は変更になる可能性があります。最新情報については、都立動物園・水族園ホームページをご確認ください。

(2018年02月05日)
(2018年04月12日更新)


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