2008年9月1日から11月30日まで、多摩動物公園は開園50周年を記念して、園内で詠んだ俳句を募集していました(
おしらせ)。このたび入選作品が決定しましたので、2009年2月7日(土)午後3時から入選作の発表と表彰式をおこないます。
また当日は、表彰式に先立ち、午前10時から投句を受け付けます。いただいた作品はすばやく選考。午後3時からの表彰式で入選作品を発表します。表彰式では、選者による講評や、動物園職員による講演もおこないます。表彰式は投句者以外の方もご参加になれます(会場規模は100人程度です)。
日にち 2009年2月7日(土)
◎記念大会 午前10時から午後1時
ウォッチングセンターの入口ホールで投句を受け付けます。2句を1組として提出してください(ただし、お一人さま1組まで)。なお、投句料として 500円をお支払いください。当日いただいた作品の中から、推薦4句と特選12句を選びます。
◎表彰式 午後3時から午後5時
会場はウォッチングセンターの動物ホール。2008年9月1日から11月30日の3か月間に受け付けた作品の中から16句(推薦4句と特選12句)、また、当日受け付けた作品の中から同じく16句(推薦4句と特選12句)、計32句の表彰をおこないます。つづけて、選者による講評をおこない、さらに、句に詠まれた動物について動物園職員がお話をします。
・選者
主選者:鍵和田秞子(俳誌「未来図」主宰)
選者: 川澄祐勝 (高幡不動尊貫主)
中谷静雄 (東京都俳句連盟会長)
山崎千枝子(俳誌「燎」代表)
・事前投句の中から選ばれた「推薦」作品4句
獅子の声多摩の秋空一喝す 竹中義信
(推薦者:鍵和田秞子)
秋天へキリンの首のぬけるごと 山本徳子
(推薦者:川澄祐勝)
小春日や園に溢るる児等の声 菊地幸子
(推薦者:中谷静雄)
秋麗秣まみれの山羊の髭 坂崎茂る子
(推薦者:山崎千枝子)
※坂崎さんの「崎」の字体は「立つ崎」ですが、コンピューターの環境によって表示されない可能性もありますので、「崎」の字体を使用しました。ご了承ください。
・事前投句作品の入賞内訳
応募者558名による応募総数1,114句の中から、推薦4句、特選12句、入選120句、佳作400句(選者4人がそれぞれ1句、3句、30句、100句ずつ選びました)。
・入賞作品の掲出
2009年1月29日(木)から3月3日(火)まで、事前投句の中から推薦4句と特選12句をウォッチングセンター1階の展示ホールと、句が詠まれた園内の当該箇所に掲出します。
・協賛
日野市観光協会、東京都俳句連盟、日野市俳句連盟
(2009年01月16日)