催し物
9/23 上野動物園の動物慰霊祭
 └─ 2018/09/13

 上野動物園では、2017年9月から2018年8月までの1年間に死亡した動物たちのために、動物慰霊祭をおこないます。動物たちへの想いを胸に、ぜひ献花にお越しください。

日時 2018年9月23日(日・祝) 13時30分~14時

場所 東園・五重塔前

内容
 (1)園長あいさつ
 (2)主な慰霊動物の紹介
 (3)代表慰霊動物(ハシビロコウ「シュシュ・ルタンガ」)への弔辞
 (4)職員と当日来園された方々からの献花(花は当園で用意します)

代表慰霊動物
ハシビロコウ「シュシュ・ルタンガ」

【主な慰霊動物】
動物種名名前性別死亡年齢死亡日飼育期間エピソード
木曽馬幸泉号メス14歳2017年
10月11日
9年6ヵ月日本古来の在来馬の普及と保護に関する啓発のため、2007年に来園しました。群れの中ではリーダーのような存在で、たくさんの方から親しまれていました。当園でオスメス1頭ずつ出産し、その子どもたちは木曽と北海道で、それぞれ新しい命をつなぐため活躍しています。
コツメカワウソミオメス13歳2017年
11月25日
12年2ヵ月2005年に来園しました。野生では群れやペアでくらすコツメカワウソ。オスのアミンとは毛づくろいや追いかけあいなどして仲良くくらしていました。前あしで器用に魚をつかみ、頭から食べる姿もよく見られました。
レッサーパンダ杏杏
(アンアン)
メス12歳2017年
11月28日
10年秋田市大森山動物園で生まれ、2歳のときに来園しました。少し気が強くおやつのリンゴが大好きな食いしん坊で、オスの「キタロウ」と一緒に仲良くくらしていました。木登りが得意で、いそっぷ橋から木の上で休んでいる様子が見られました。
オジロワシ
(白雲)
メス33歳2017年
12月20日
12年6ヵ月1984年に多摩動物公園で生まれ、井の頭自然文化園を経て、2005年に来園しました。多摩動物公園でたくさん繁殖した日本一の大家族のなかの1羽でした。当園で過去飼育していたオジロワシのなかでは2番目に長生きでした。
ミミセンザンコウTOUFENオス推定
11歳以上
2018年
1月13日
5年3ヵ月台湾の野生生まれで、衰弱していたところを2006年に保護されました。台北動物園でくらした後、2012年に来園しました。あまりエサを食べず、飼育係がエサの品目やつくり方、与え方など試行錯誤し、野生のアリを与えたこともありました。飼育係がつくったエサを食べるときも野生のように前あしで掘りながら食べていました。
ハシビロコウシュシュ・ルタンガオス推定
22歳以上
2018年
3月1日
10年8ヵ月2007年に、ドイツのフォーゲルパークから来園しました。飼育係がエサを与えるときにはくちばしを鳴らしながら近づき、エサを食べるようすも見られました。あまり人に慣れず、くちばしを鳴らして来園者を威嚇するなど気の強い一面ももっていました。
タテガミオオカミメス4歳2018年
5月17日
4年5ヵ月2頭とも、2013年に当園で生まれ、ほとんどの時間を一緒に過ごしていました。長いあしが特徴のタテガミオオカミですが、この2頭は生まれつきあしが弱く、手術をしたため普通よりあしが短くなってしまいました。しかし、時々けんかをするほど元気にくらしていました。とても仲が良く、休むときも近くにいました。
オス4歳2018年
8月29日
4年8ヵ月

◎関連ページ
9/23 多摩動物公園の動物慰霊祭
9/23 井の頭自然文化園の動物慰霊祭

(2018年09月13日)


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