催し物
9/23 多摩動物公園の動物慰霊祭
 └─ 2018/09/13

 多摩動物公園では、2017年9月から2018年8月までの1年間に死亡した動物たちのために、動物慰霊祭をおこないます。動物たちへの想いを胸に、ぜひ献花にお越しください。

日時 2018年9月23日(日・祝) 13時30分~14時

場所 動物慰霊碑前
   ※悪天候時は場所を変更することがあります。

内容
 (1)園長あいさつ
 (2)主な慰霊動物の紹介
 (3)代表慰霊動物(ボルネオオランウータン「ジプシー」)への弔辞
 (4)職員と当日来園された方々からの献花(花は当園で用意します)

代表慰霊動物
ボルネオオランウータン「ジプシー」

【主な慰霊動物】
動物種名名前性別死亡年齢死亡日飼育期間エピソード
ボルネオ
オランウータン
ジプシーメス推定
62歳
2017年
9月27日
59年2ヵ月1958年7月19日当園の開園にあわせてボルネオ島から来園しました。4頭の娘を出産、その子供たちも多くの子孫を残し、日本にいるボルネオオランウータンの礎を作りました。また、飼育下のボルネオオランウータンの中では世界最高齢でした。とても穏やかな性格で争いごとを好まずマイペースでファッション雑誌が大好きでした。
ハクビシンキョウコメス推定
22歳
2017年
11月30日
17年8ヵ月2000年に京都市動物園から当園にやってきました。展示場をウロウロと動き回る愛嬌のある姿から隠れた人気者でもありました。晩年は、視力が低下し、足腰も弱くなり、展示場に出ることはなくなってしまいましたが、持ち前の食欲で最後まで力強く生きる姿を見せてくれました。
ハクビシンタロウオス推定
17歳
2018年
1月19日
17年5ヵ月2000年に千代田区内で保護され、当園にやってきました。他の個体と比べても特にのんびりとした性格で、いつもマイペースに毎日を過ごしていました。お気に入りの場所で眠ることが好きで、最後もその場所で、まるで眠るかのように息を引き取りました。
ライオンロックオス14歳2018年
1月31日
14年5ヵ月2003年8月31日に当園で生まれました。カイト・レボ・ロック3兄弟は群れの一時代を築いたといっても過言ではないと思います。放飼場では兄弟同士で争うことも時にはありましたが、寝室ではよく3頭仲良く集まって休んでいたのが印象的でした。
サーバルシオンメス21歳2018年
4月25日
19年シオンは1999年にスイスの動物園から2歳で来園し、その後当園でたくさんの子どもをもうけてくれました。綺麗な顔だちと、立派なお母さんぶりで、皆に幸せをくれました。
チンパンジーケンタオス37歳2018年
6月29日
35年9ヵ月1982年9月18日に札幌市円山動物園から来園しました。当園のチンパンジーの群れの2代目第一位オスとして、1998年頃から約20年に渡り群れをまとめてきました。
ヒマラヤタールシアンメス19歳2018年
7月20日
18年5ヵ月2000年に当園に初めてやってきたヒマラヤタールの内の1頭です。大柄な体格で、若い頃は、少々気が荒かったようですが、子育て上手なよきお母さんでした。長い時間をかけてじわじわと進行していた病に耐え、毎日元気な姿を見せてくれていました。

◎関連ページ
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9/23 井の頭自然文化園の動物慰霊祭

(2018年09月13日)


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