催し物
3/1 干支の講演会2020 PART2 北海道浜中町・多摩動物公園パートナーシップ協定記念講演会「トウキョウトガリネズミが結ぶ縁」──ねずみじゃないネズミの話(※開催中止といたします)
 └─ 2020/01/23

2020年2月26日追記:
国内外での新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大防止、および来園者の方々の安全を考慮して中止します。なお、お申し込みいただいた方々には個別にご連絡を差し上げます。ご理解くださいますようお願い申し上げます。



 当園で開催中の干支の企画展「ちゅう げっ歯類展」にて紹介しているトウキョウトガリネズミ。トウキョウトガリネズミはねずみのなかまでしょうか? いいえ、「ネズミ」とつきますが、ねずみのなかまではありません。姿がねずみに似ていることから、この名前がつきましたが、げっ歯目ではなくトガリネズミ目の動物です。

 当園では2005年からトウキョウトガリネズミの飼育を始め、2007年には北海道浜中町の嶮暮帰島(けんぼっきとう)でのトガリネズミ目の共同調査・採集をきっかけとして、同町とパートナーシップ協定を締結しました。この協定により、浜中町と多摩動物公園が相互協力することでトウキョウトガリネズミのふるさとである浜中町の自然と野生動植物を守ることになりました。

 講演会「トウキョウトガリネズミが結ぶ縁」では、パートナーシップ締結後の12年間の取組みやトウキョウトガリネズミについて紹介します。


トウキョウトガリネズミ

日時  2020年3月1日(日) 13時30分~16時

場所  ウォッチングセンター内 動物ホール

対象  小学生以上

定員  150名 ※事前申込制(先着順)

参加費 無料(入園料も無料となります)

内 容
◆講演1「北海道浜中町と多摩動物公園のパートナーシップについて」
 金子美香子(多摩動物公園 副園長兼飼育展示課長)

【要 旨】
 北海道浜中町と多摩動物公園がパートナーシップ協定を結び、相互協力によって浜中町の自然と野生動植物を守ることになった経緯やこれまでの取組みについてお話しします。

◆講演2「トウキョウトガリネズミのふるさと浜中町」
 齊藤清隆 氏(北海道浜中町 副町長)

【要 旨】
 北海道東部に位置する浜中町は、霧多布(きりたっぷ)湿原をはじめとした美しい自然にあふれ、その恵まれた自然環境の恩恵によって漁業や酪農業などの一次産業が発展してきました。
 トウキョウトガリネズミを通じた浜中町と多摩動物公園とのつながりも、その自然環境を今日まで大切に守り続けてきたからこそ生まれたものです。トウキョウトガリネズミが生んでくれた縁をさらに広め、多くの皆様と深い交流が図られることを願い、トウキョウトガリネズミのふるさと浜中町をご紹介します。

ふるさとの嶮暮帰島

【齊藤氏プロフィール】
 北海道浜中町副町長。1995年4月1日付けで北海道浜中町職員として採用。総務係、福祉係などを経て、2009年4月に福祉係長に昇任。その後、漁政係長、総務係長など町の中核的業務を経験し、2016年4月に浜中診療所事務長に昇任。2019年10月18日に浜中町副町長に選任され、現在に至る。

◆講演3「トウキョウトガリネズミが私たちに語ること」
 河原 淳 氏(環境省委嘱 希少野生動植物種保存推進員)

【要旨】
 世界最小級の哺乳類であるトウキョウトガリネズミは寒冷な地域に生息し、体が極端に小さいことから同属他種との競合に負け、偶然にしか捕獲できない幻の種と、約15年前までは考えられていました。しかしその後捕獲が可能になり、生態が徐々にわかってきました。必ずしも生態条件は不利にはなっていないことや、個体数も言われているほど少なくないことが明らかになりました。まだ断片的な情報ではありますが、本種の生態を紹介するとともに、意外と身近に生息しているにも関わらず幻とされてきた盲点についてお話しします。

【河原氏プロフィール】
 博士(農学)。高等教諭を経て環境調査会社を設立。2007年からは北海道厚岸郡浜中町立霧多布湿原センター館長に就任。2011年にはNPO法人えんの森を設立。2013年からは国家公務員。これまで、酪農学園大学非常勤講師、釧路国際ウェットランドセンター技術委員会技術委員などを勤めながら、環境教育、環境アセスメント調査、環境保全と地域づくりに取り組み、現在は環境アセスメントの審査に関わっている。
 トウキョウトガリネズミに関して、The Wild Mammals of Japan(日本哺乳類学会)ほか、雑誌などに多数出筆。

◆講演4「トウキョウトガリネズミとオオアシトガリネズミの飼育と展示」
 熊谷 岳(多摩動物公園 飼育展示課 南園飼育展示係)

【要旨】
 多摩動物公園ではパートナーシップ締結前の2005年からトウキョウトガリネズミとオオアシトガリネズミの飼育と展示をおこなってきました。創意工夫を重ねて当初からペアリングなどをおこなっていますが、いまだ繁殖に至っていません。2013年に担当となってからの取組みと今後に向けての課題などをお話しします。

応募方法
 往復はがきまたはEメールで以下のとおりお申し込みください。

○往復はがき
 往信面に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・電話番号を記入し、返信面に代表者の住所・氏名を明記のうえ、以下の宛先までお申し込みください。

  【宛 先】〒191-0042 日野市程久保7-1-1
       多摩動物公園「トガリネズミ講演会」係
  【締 切】2020年2月23日(日)必着 ※募集終了しました。

○Eメール
 togarinezumi@tokyo-zoo.net宛に、件名を「トガリネズミ講演会参加希望」とし、本文に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。
 お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。

  【締 切】2020年2月23日(日)送信分まで有効 ※募集終了しました。

 ※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。
  また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
 ※応募は、往復はがき1枚またはEメール1通につき1組までとします。
 ※1月23日(木)から募集を開始し、先着順とします。
  締切前に定員に達した場合は、多摩動物公園ホームページでお知らせします。

(2020年01月23日)
(2020年02月26日:開催中止について追記)


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