さまざまな生き物たちがくらすサンゴ礁や海草藻場。そこは小さな生き物にとっての「えさ場」であり、身を隠すための「隠れ家」であり、また成長した生き物には産卵の場としても利用されています。この場所は生き物が命をつないでいくためになくてはならない、いわば「海のゆりかご」のような存在とも言えます。
葛西臨海水族園では
特設展示「海のゆりかご」を開催し、サンゴ礁や海草藻場とそこにくらす生き物を紹介します。
「海のゆりかご」をのぞいてみよう!
期間 2018年11月1日(木)~2020年2月29日(土)
場所 本館1階「東京の海」エリア 特設展会場
展示内容
サンゴや海草などの環境に見られる生き物たちの「海のゆりかご」水槽を中心に展示します。
水槽は一部床上げをして、小さいお子様や車椅子を利用する方にも見やくなるようバリアフリーを意識したデザインに。また、文字情報を減らし、ピクトグラムを活用することでユニバーサルデザイン展示にも挑戦し、より多くの人に楽しんでもらうことを目指しています。
さらに、生き物たちだけでなく、この特設展示自体も「成長」していきます。水槽の生き物はもちろんですが、展示内容を段階的に増やし、時間をかけて成長(完成)します。
今後の状況については、ホームページや
葛西臨海水族園公式ツイッターなどで、随時配信します。
① 「海のゆりかご」水槽
海のゆりかごで見られる生き物を、水槽の上からだけではなく、水槽横にのぞき窓をつけていろいろな角度から生き物を観察できるようになっています。
② 水質を管理する「生命維持装置」
水槽設備がどのような働きをしているのか、「海のゆりかご」水槽で実際に使用する装置を用いて紹介します。普段は見えない水槽の裏側にあるさまざまな機械は、生き物を飼うために必要な、いわば生命維持装置なのです。
ハンズオン展示
2019年6月20日(木)に「うみのゆりかご」第2期としてハンズオン展示をオープンしました。「サンゴ礁」に焦点を当て、サンゴやそこにくらす生き物とのつながりを楽しく紹介します。くわしくは
こちら。
(2018年10月11日)
(2019年06月20日:第2期展示オープンを追記)
(2020年03月02日:会期終了について追記)