催し物
8/24 講演会「マグロのくらしを追う研究者たち」参加者募集(※受付終了)
 └─2014/06/26

 開園25周年記念特設展「こちら 葛西まぐろ村」の開催にあわせて、マグロの行動と資源、それぞれを第一線で調べている研究者お二人による講演会を開催します。研究の結果から見えてきたマグロたちの今をやさしく紹介します。

 日時 2014年8月24日(日) 13時30分~16時30分 (13時15分開場)

 場所 本館2階 レクチャールーム

 定員 80名

 対象 小学生以上(小学生は保護者同伴)


内容

1.「クロマグロの行動を追う」

 北川貴士氏(東京大学大気海洋研究所・国際沿岸海洋研究センター准教授)
  

 クロマグロは海の中でどういった一生を送っているのか。刺身や寿司だねといった食べ物ではなく、生き物としていまだ馴染みの薄い彼らの熱い生きざまを、わかりやすく解説します。特に、彼らはどこで生まれてどこまで回遊していくのか、どういった水深を泳いでいるのか、いつどこで餌を食べているかなど、生きたクロマグロに装着した電子記録計という新技術(バイオロギング)からわかる生態に関する最新の情報について紹介します。

【講演者プロフィール】
 1972年滋賀県生まれ。京都大学農学部卒業。東京大学大学院農学生命科学研究科水圏生物科学専攻博士課程修了。博士(農学)。
 2004年度水産海洋学会論文賞・平成18年度日本水産学会論文賞・平成19年度日本水産学会水産学奨励賞・平成22年度日本農学進歩賞を受賞。著書に「マグロはおもしろい」(講談社文庫)。


2.「クロマグロの資源を調べる」

 福田漠生氏(水産総合研究センター 国際水産資源研究所 くろまぐろ資源部)
  

 お寿司・お刺身と言われて、マグロを頭に思い浮かべる人は多いと思います。その中でも最高級とされる太平洋クロマグロは、生息数の減少が心配されています。現在、わが国を含め、クロマグロを漁獲する国・地域が協力し、国際的な枠組みで生息数を調査し、回復させようという取り組みが始まっています。今回は、近年の調査で調べられた太平洋クロマグロの漁業と利用実態と、資源の現状についてお話しします。

【講演者プロフィール】
 1983年京都府生まれ。近畿大学農学部卒業。近畿大学大学院農学研究科「魚類の群れ行動に関する研究」で博士(農学)。
 2010年、近畿大学大学院農学研究科博士研究員。
 2011年より、(独)水産総合研究センター国際水産資源研究所博士研究員。


応募方法

往復はがきまたはEメールで以下のとおりお申し込みください。
※応募者多数の場合は抽選をおこない、当落にかかわらずお知らせします。

◎往復はがき
 希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・年齢・電話番号を明記し、返信面に代表者の住所・氏名を記入のうえ、以下のあて先までお送りください。

 【あて先】〒134-8587 江戸川区臨海町6−2−3 葛西臨海水族園「マグロ講演会」係
 【締 切】2014年8月9日(土)必着

◎Eメール
 maguro@tokyo-zoo.net 宛に、件名を「マグロ講演会」とし、本文に希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・年齢・電話番号を記入してお送り下さい。お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。(特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。)

 【締 切】2014年8月9日(土)送信分まで有効


写真:クロマグロ

(2014年06月26日)



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