上野動物園・多摩動物公園・井の頭自然文化園の都立動物園3園では、2018年2月から3月にかけて、日本でくらす生き物たちに着目したイベントを開催します。
海に囲まれ、南北に長い国土に高山・森・川・池・湿地などさまざまな生息環境がある日本には、多くの種類の生き物がくらしており、3園でもさまざまな日本の生き物を観察することができます。
ずっと昔からそばにいる「おとなりさん」である生き物たちを身近に感じ、それらの魅力をより一層知ることができる機会ですので、ぜひ各園のイベントにご参加ください。
各園イベント概要
上野動物園
◇うえのdeにっぽん! キーワードラリー
期間 2018年2月6日(火)~
3月11日(日) 3月18日(日)まで延長します!
内容
上野動物園で観察できる日本の生き物のおススメスポットなどが記載されたリーフレットとともに園内をめぐるキーワードラリーです。
◇うえのdeにっぽん! 飼育係のトークツアー
日時 2018年2月16日(金)、3月2日(金) 各日14時30分~15時10分
内容
東園で展示している「日本でくらす生き物たち」を、飼育担当者がリレー形式で解説するトークツアーです。
※上野動物園のイベントの詳細はこちら。
多摩動物公園
◇日本の伝統文化のなかに生きる動物たち
① パフォーマンス・ワークショップ・ミニシンポ
日時 2018年3月18日(日)
② 企画展
期間 2018年3月15日(木)~3月28日(水)
内容
日本の伝統芸能である能や歌舞伎、また郷土芸能と日本産動物の深い関わりを学ぶプログラムや企画展です。
◇日本産動物×スタンプラリー 春の「あしコレ」スタンプラリー2018
期間 2018年3月15日(木)~3月31日(土)
内容
日本産動物のあしを観察しながらクイズに挑戦し、スタンプを集めて回ります。身近な動物のくらしぶりが見えてきます。
※多摩動物公園のイベントの詳細はこちら。
井の頭自然文化園
◇東京の鳥を知っていますか?──身近に暮らすいろいろな鳥
時期 2018年3月下旬 展示開始
内容
大都会の東京にもたくさんの鳥たちがくらしています。日々見かけるそんな鳥たちのことを皆さんじっくり考えてみたことはありますか? どんなくらしをしているのか? 生息数はどうなっているのか? さまざまな疑問に迫ってみたいと思います。
※井の頭自然文化園のイベントの詳細はこちら。
上野動物園
1.うえのdeにっぽん! キーワードラリー
期間 2018年2月6日(火)~3月11日(日) 3月18日(日)まで延長します!
参加方法
①園内で「うえのdeにっぽん!」イベントリーフレットを配布しますので、お手元にご用意ください。
リーフレットでは、当園で観察できる日本の生き物のおススメスポットに加え、日本でくらす生き物やそれらがくらす環境の多様性をわかりやすく紹介します。
■ 配布場所 【東園】表門、総合案内所
【西園】弁天門、池之端門、両生爬虫類館(ビバリウム)
②対象動物の展示場所に、飼育係のとっておきポイントとキーワードを載せたパネルを設置します。イベントリーフレットとともに対象動物をめぐりながら、パネル内にあるキーワードを集めてください。
2つのラリーコース(東園:日本の生き物「北から南」コース、西園:日本の生き物「住みかいろいろ」コース)がありますので、どちらかお好きなコースでキーワードを完成させてください。
■ 各コースの対象動物
【東園:日本の生き物「北から南」コース】
エゾシカ、、タンチョウ、ニホンザル(サル山)、ニホンツキノワグマ、ルリカケス(日本の鳥1)
【西園:日本の生き物「住みかいろいろ」コース】
小獣館(アカネズミ、オリイオオコウモリ)、両生爬虫類館(オオサンショウウオ、ニホンアマガエル、アオダイショウ)
特典応募方法
キーワードラリー参加後、任意のアンケートにお答えいただいた方の中から抽選で、日本でくらす生き物にちなんだ素敵な特典をプレゼントします。Eメールで以下のとおりお申し込みください。
uenodenippon2018@tokyo-zoo.net宛に、件名を「にっぽんプレゼント応募」とし、郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・年齢(学年)・性別・電話番号と完成したキーワードを添えて、3つの質問への回答及びご希望の特典ひとつを記入してお送りください。
お申込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
質問①
イベントの満足度を5)~1)の中から教えてください。
5)とても満足 4)満足 3)普通 2)不満 1)とても不満
質問②
質問①にて回答した満足度の理由を教えてください。 ※自由記述
質問③
日本の生き物に関してさらに知りたいことを教えてください。 ※自由記述
特 典
いずれかひとつをお選びください。
A賞:ハンドパペット ヒグマの仔 5名様
B賞:スマホサイズノート 30名様
※応募は期間中、
おひとり様につき1回限りとします。2つのコースのうちいずれか1コース分のキーワードで応募できます。
なお、当選者の発表はプレゼントの発送をもってかえさせていただきます(プレゼントの発送は2018年4月上旬頃を予定しています)。
※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
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A賞:ハンドパペット ヒグマの仔 | B賞:スマホサイズノート |
ニホンザル(サル山)
2.うえのdeにっぽん! 飼育係のトークツアー
日時 2018年2月16日(金)、3月2日(金)
各日14時30分~15時10分[荒天中止]
集合場所 東園 サル山前(下図「
★」の場所)
※参加ご希望の方は、開始時間までに集合場所へお越しください。
定員 先着20名
※学校行事や10名以上のグループでのご参加はご遠慮ください。
内容
東園で展示している「日本でくらす生き物たち」を、飼育担当者がリレー形式で解説するトークツアーです。
多摩動物公園
1.【動物園×伝統芸能×自然保護NGO】日本の伝統文化のなかに生きる動物たち
日本の伝統芸能である能や歌舞伎、また郷土芸能のなかには、さまざまな動物たちが登場します。そこで使われる小道具にもイヌワシの羽など動物の体の一部が使われています。
郷土芸能のパフォーマンスや親子向けワークショップ、ミニシンポジウムによって、日本の伝統文化と日本産動物の深い関わりを学びます。プログラムを通じて、生物多様性を守ることが私たちの豊かな文化を守ることにつながることを実感していただけたらと思います。
これらのプログラムは、「
伝統芸能の道具ラボ」と
公益財団法人日本自然保護協会との共催で開催します。
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能「鞍馬天狗」。 腰に羽うちわを差した天狗が描かれている (出典:国立国会図書館デジタルコレクション 耕漁 (1901)『能樂圖繪 前編上』より) | 宝生流能楽師、東川光夫氏。 宝生流に伝わる羽うちわのうちのひとつ |
(1)鹿(しし)おどりパフォーマンス
鹿踊り(ししおどり)グループによる郷土芸能「鹿踊り」を上演します。
岩手県に伝わる「鹿踊り」は、自然の恵みへの感謝や、自然や命を敬う気持ちを込めて踊りつがれてきた郷土芸能で、シカの角やウマの毛をつけた頭(かしら)と鮮やかな衣装をまとって踊ります。
今回は、岩手県一関市の「行山流舞川鹿子躍(ぎょうざんりゅうまいかわししおどり)」の踊りを伝える「
東京鹿踊(とうきょうししおどり)」による演舞です。
日時 2018年3月18日(日) 10時30分~、13時~(各20分程度)
場所 正門広場
参加費 無料(入園料が必要です)
行山流舞川鹿子躍による供養の踊り「墓躍」
(撮影:石井陽子)
(2)ワークショップ「シカを学んで、鹿おどり」
シカの角や動物の毛に触れながら、オリジナルの鹿おどりの頭(かしら)をつくります。踊りの体験をしながら、シカや人のくらしと命のつながりについて楽しく学びます。
日時 2018年3月18日(日) 10時30分~12時
場所 ウォッチングセンター 動物ホール
対象 5歳以上のお子様とその家族
定員 20組
参加費 無料
講師 | 小岩秀太郎氏 |
小岩秀太郎 氏(全日本郷土芸能協会 事務局次長、東京鹿踊 代表)ほか、鹿踊り手のみなさん
鶴田由美子 氏(日本自然保護協会 事務局長)
多摩動物公園職員
応募方法
往復はがきまたはEメールで以下のとおりお申し込みください。
○往復はがき
往信面に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入し、返信面に代表者の住所・氏名を明記のうえ、以下の宛先までお申し込みください。
【宛 先】〒191-0042 東京都日野市程久保7-1-1
多摩動物公園「鹿おどりワークショップ」係
【締 切】2018年2月25日(日)必着
※はがきでの募集は終了しました。
○Eメール
workshop-deer@tokyo-zoo.net宛に、件名を「鹿おどりワークショップ参加希望」とし、本文に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
【締 切】
2018年2月25日(日)送信分まで有効 2018年3月17日(土)12時送信分まで有効
※応募者多数の場合は抽選とし、その結果は2月25日以降、当落にかかわらずお知らせします。
※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
(3)ミニシンポジウム「日本の伝統文化のなかに生きる動物たち」
650年の時を超えて舞いつがれている「能」の道具のひとつ「羽うちわ」は、今では絶滅の恐れのあるイヌワシやクマタカなど、ワシ・タカの尾羽でつくられています。その羽うちわを持って登場するのは、魔法のように風を起こす「天狗」なのです。
伝統芸能の中から日本人の動物へのあこがれや祈りの気持ちをひもとき、何世代にもわたって自然とその恵みを受けつぐこと、文化を受けつぐことのつながりについて考えます。
日時 2018年3月18日(日) 13時30分~15時
場所 ウォッチングセンター 動物ホール
対象 小学生以上
定員 100名
参加費 無料
内容
◆プロローグ「飼育係から見るワシ・タカの魅力」
多摩動物公園職員
◆講演「天狗の羽うちわに見るワシ・タカのちから」
東川光夫 氏(宝生流・能楽師)
◆パネルディスカッション「伝統芸能と日本人の動物観」
パネラー:東川光夫 氏(宝生流・能楽師)、
小岩秀太郎 氏(全日本郷土芸能協会 事務局次長、東京鹿踊 代表)、
田村民子 氏(伝統芸能の道具ラボ 主宰)、永井清 (多摩動物公園 園長)
コーディネーター:鶴田由美子 氏(日本自然保護協会 事務局長)
応募方法
往復はがきまたはEメールで以下のとおりお申し込みください。
○往復はがき
往信面に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入し、返信面に代表者の住所・氏名を明記のうえ、以下の宛先までお申し込みください。
【宛 先】〒191-0042 東京都日野市程久保7-1-1
多摩動物公園「日本の文化と動物シンポ」係
【締 切】2018年3月11日(日)必着
○Eメール
jca@tokyo-zoo.net宛に、件名を「日本の文化と動物シンポ参加希望」とし、本文に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
【締 切】
2018年3月11日(日)送信分まで有効 2018年3月14日(水)送信分まで有効
※
先着順とします。締切前に定員に達した場合は、ホームページでお知らせします。
※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
(4)企画展「日本の伝統文化のなかに生きる動物たち」
能や歌舞伎、郷土芸能を彩るさまざまな道具。長い年月を経て使いつがれてきた道具に注目して見ると、かつての人びとを取り巻いていた自然環境や、さまざまな生きものたちとのつながりが見えてきます。
何百年も受けつがれてきた伝統芸能の中に、どんな生きものたちの姿が見つけられるでしょうか。
期間 2018年3月15日(木)~3月28日(水)
場所 ウォッチングセンター エントランス
内容
天狗の羽うちわ、鹿踊りが教えてくれること、百姓蓑(みの)の復元(伝統芸能と里山保全)、生物や文化の多様性と日本の自然を守ること など
共催 伝統芸能の道具ラボ、(公財)日本自然保護協会
2.【日本産動物×春のスタンプラリー企画】春の「あしコレ」スタンプラリー2018──あしあとが教えてくれる動物たちのくらし
多摩動物公園では、身近な動物たちのあしに関するクイズに挑戦しながら、あしあとスタンプを集めて回る、春の「あしコレ」スタンプラリー2018を開催します。
動物のあしをじっくり観察すると、動物たちのそれぞれのくらしぶりが見えてきます。スタンプ帳にはあしあとの見方や動物たちのくらしが学べるミニ情報も載っています。あしあとコレクション、略して「あしコレ」を楽しみながら、自分だけのあしあと図鑑をさせましょう!
また、各スタンプ台に隠されたキーワードを集めて応募すると、抽選で100名様に景品が当たります。
期間 2018年3月15日(木)~3月31日(土)
スタンプ帳配布時間 各日9時30分~(定員に達し次第終了)
対象 小学生以上
定員 平日:先着100名
土日:先着500名
参加方法
ウォッチングセンター動物ホール前および正門前情報テントでスタンプ帳を配布します。クイズの答えは各動物舎に掲示します。
ツキノワグマのあしはどうなっているかな
井の頭自然文化園
東京の鳥を知っていますか?──身近に暮らすいろいろな鳥
認定NPO法人バードリサーチが調査・研究した成果を基にした特設展を開催します。
井の頭自然文化園の野鳥の森で飼育している鳥たちを中心に、身近にくらす鳥たちについてさまざまな情報を発信します。
時期 2018年3月27日(火)〜7月1日(日)
場所 動物園(本園)「野鳥の森」周辺
内容 くわしくは
こちらのお知らせをご覧ください。
共催 認定NPO法人バードリサーチ
(2018年01月25日)
(2018年04月04日更新)