アメリカザリガニは今から90年前に北アメリカから日本へ持ち込まれた外来生物です。その後全国各地に広まり、多くの子どもたちに身近な生き物として親しまれてきました。
その一方で、昔からいた水生昆虫や水草などを捕食することで生態系に大きな影響を及ぼすなど、各地でさまざまな問題を引き起こしていることがわかってきました。
特設展示「私たちにできること アメリカザリガニは放さない」では、アメリカザリガニの生物としての特徴や、それによって引き起こされる問題などを紹介しています。
アメリカザリガニのことをよく知り、外来生物の問題を拡大させないために、私たちにできることを考えてみましょう。
また、2018年1月30日から、日本在来種のニホンザリガニの展示を開始しました。ニホンザリガニについては、
こちらの記事をご覧ください。
会期 2017年11月30日(木)~2018年5月6日(日)
場所 水生物園(分園)水生物館 特別展示場
展示生物 アメリカザリガニ、ニホンザリガニ、ウシガエル、オオクチバス、ブルーギル、
ミシシッピアカミミガメ、クサガメ、モツゴ、クロダハゼ、イノカシラフラスコモなど
※ニホンザリガニは飼育水槽の水温の関係で、春先までの展示予定です。
協力 今回展示しているニホンザリガニは「
サケのふるさと 千歳水族館」からお借りしました。
(2017年11月30日)
(2018年02月22日更新)