催し物
〜5/28 絶滅危惧種の肉食性有袋類タスマニアデビルが来園!イベントを開催します!
 └─多摩 2024/02/08(03/29更新)
2024年3月14日追記
 タスマニアデビルは予定通り公開しましたが、展示中に落ち着かないようすも見られました。

 2頭はこれまで非公開の保護施設で飼育されていたため、新しい環境に慣れるまで時間がかかることが予想されます。2頭が落ち着いて過ごせるよう、できるだけ静かに観覧いただくようご配慮をお願いします。また、混雑時はなるべく立ち止まらずに、譲り合っての観覧をお願いします。

 動物が環境に慣れるまで、3月15日(金)から当面の間、午後3時に展示を終了させていただきます。なお、動物の体調や天候により、展示を中止する場合やさらに早く収容する場合があります。ご理解とご協力をお願いいたします。



2024年2月14日追記:来園するタスマニアデビルの名前が決まりました。
 ワイティー(Wayti) ※先住民族の言葉で「虹」の意味
 パピティ (Papiti) ※先住民族の言葉で「稲妻」の意味



 多摩動物公園にオーストラリア連邦タスマニア州政府のタスマニアデビル保護飼育施設 Cressy Wildlife Centre からタスマニアデビル2頭が来園します。来園後は、園内で関連イベントをおこないます。


来園する2頭(写真提供:Save the Tasmanian Devil Program)

来園するタスマニアデビル メス2頭。2022年4月1日生まれ(2頭は姉妹です)
来園予定日 2024年2月14日(水)
公開予定日 2024年3月14日(木) ※来園後、検疫や飼育環境に慣らす作業をおこないます。
公開場所  オーストラリア園タスマニアデビル舎

経緯 野生のタスマニアデビルは、「タスマニアデビル顔面腫瘍病」の伝播などにより激減しました。タスマニア州政府は2003年に「セイブ・ザ・タスマニアデビル・プログラム」を立ち上げ、飼育下繁殖や発症地域以外への個体導入など、保全活動に取り組んでいます。この一環として2013年、海外の動物園がタスマニアデビルの飼育を通じた教育普及活動をおこなうプログラムが始まりました。

 多摩動物公園はこのプログラムへの参加が認められ、2016年からタスマニアデビルを飼育してきました。展示をとおしてタスマニアデビルの現状を伝えてきましたが、2023年10月から展示が一時途絶えていました。今回、新たなアンバサダーとして、2頭のタスマニアデビルが来園します。

 来園に先立ち、現地時間2月10日にタスマニア州政府のタスマニアデビル保護飼育施設 Cressy Wildlife Centre で、タスマニア州首相Jeremy Rockliff氏、在メルボルン日本国総領事島田順二氏、東京動物園協会の筧常務理事及び当園の園長が参加し、今回の移動についてお知らせする式典をおこなう予定です。また、2頭を受け入れるための事前研修を、多摩動物公園の獣医師と飼育担当者が Cressy Wildlife Centre で受講します。

※国内ではタスマニアデビルを飼育している施設はありません(2024年2月8日現在)


関連イベント

チラシのPDFダウンロードはこちらから

スペシャルトーク

 現地でのタスマニアデビルの保護活動や、来園に伴う職員研修などについてお話しします。

 日時 2024年3月20日(水・祝)13時30分~14時30分
 場所 ウォッチングセンター 動物ホール

パネル展示

 タスマニア島の紹介とタスマニアデビルの生態や野生での現状についてパネルで解説します。

 日程 2024年2月22日(木)~5月28日(火)
 場所 ウォッチングセンター エントランス

保全支援のための募金

 「セイブ・ザ・タスマニアデビル・プログラム」への支援を目的として、園内に募金箱を設置します。

 期間 2024年2月22日(木)~5月28日(火)
 場所 ウォッチングセンター 案内所

※集まった支援金は、全額を「セイブ・ザ・タスマニアデビル・プログラム」の資金調達団体「セイブ・ザ・タスマニアデビル・プログラム・アピール」に寄付します。資金はタスマニア大学における顔面腫瘍病の研究などに活用されます。

公開記念メニュー「タスマニアデビル飲んデビル?」

 タスマニアデビルにちなんだ商品「タスマニアデビル飲んデビル?」(税込770円)を期間限定で販売します。

 販売開始日 2024年3月2日(土)
 販売場所  オーストラリア園 コアラ館下売店


 大好評の多摩動物公園オリジナルの動物マシュマロ。このたび来園する「タスマニアデビル」がマシュマロになりました。飼育係が監修し、細部までこだわった一品です。ドリンクは、タスマニアデビルの特徴的なカラーである黒をコーラで、赤はカシスのシャーベットで表現しました(「赤い耳」についてはこちらのお知らせをご覧ください)

アイスをオレンジシャーベットから変更しました(2024年3月29日)。

 爽快感のあるコーラと酸味のあるシャーベット、甘さたっぷりのマンゴーが絶妙のバランスです。タスマニアデビルを見ながら飲んデビル?

タスマニアデビルのぬいぐるみ

 多摩動物公園では、飼育係が監修し、タスマニアデビルの細部にこだわったぬいぐるみを2020年に開発、販売しています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。通販サイトTOKYO ZOO SHOPでもお求めになれます。


葛西臨海水族園とのコラボ企画スタンプラリー ※終了しました。

 デビルの名前をもつ「ブルーデビル」を飼育している葛西臨海水族園とコラボしたスタンプラリー「デビルズ・アドベンチャー! 陸と海のデビルたちを探し出せ!」を開催します。

 園内のギフトショップで商品を購入していただいた方にスタンプ台紙をお渡しします。2つの園をめぐり、デビルのスタンプを集めてください。先着順で缶バッジをプレゼント!(数に限りがあります)詳細はこちらをご覧ください。


ブルーデビル

(2024年02月08日)
(2024年02月14日:名前決定について追加)
(2024年02月26日:イベント情報を追加)
(2024年03月06日:チラシを追加)
(2024年03月14日:2頭の状況について追記)
(2024年03月21日:コラボ企画スタンプラリー「デビルズ・アドベンチャー」終了)
(2024年03月29日:「タスマニアデビル飲んデビル?」のシャーベットをカシスに変更しました)



ページトップへ