催し物
11/11-12「第9回都立動物園アフリカフェア」開催!~アフリカへのとびら~
 └─多摩 2023/09/28(11/10更新)
 多摩動物公園では、アフリカ各国の自然や文化、観光、野生動物の現状や保全活動などを紹介し、アフリカ各国との友好を深めるきっかけとなるよう、第9回の「都立動物園アフリカフェア」を開催します。ぜひご来園いただき、アフリカを身近に感じてください。


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日程   2023年11月11日(土)、12日(日)
場所   多摩動物公園
実施内容 アフリカ各国大使館からの参加・協力をいただき、以下のとおり実施します。


1.オープニングセレモニー

日時  2023年11月11日(土) 13時~14時
場所  ウォッチングセンター内 動物ホール
ゲスト オスマン・サンコン氏
定員  100名(先着順)


前回の各国ブース


2.アフリカ各国紹介ブース

 在京アフリカ外交団などの協力を得て、アフリカ各国の野生動物や観光情報の紹介のほか、特産品の販売などを行います。

日時  2023年11月11日(土) 11時30分~16時、
        11月12日(日) 9時30分~16時

    ※11日(土)は各ブースの準備が整い次第、順次開始します。
場所  正門前広場から続く通路 ※雨天時:ウォッチングセンター内


3.記念講演会「村を襲うアフリカゾウといかに共生できるのか?」

日時  2023年11月11日(土) 10時~11時45分
場所  ウォッチングセンター内 動物ホール
対象  小学4年生以上 ※小学生は保護者同伴
定員  80名 ※事前申込制(先着順)
参加費 無料(入園料も無料となります)


ゾウ追い払い隊と昼のパトロール
(左から3番目が岩井氏)

内容
【講師】岩井雪乃氏(早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター准教授)

【要旨】
 アフリカゾウは、絶滅が心配されていて保護すべき動物と考えられています。ところがその一方で、保護がうまくいって数が増えている地域もあります。そのような地域では、ゾウが畑の作物を食べてしまい、さらには人を殺す害獣になってしまっています。わたしは、アフリカのタンザニアにあるセレンゲティ国立公園のまわりの村で、20年ほど前からゾウによる被害の対策をお手伝いしてきました。
 この講演会では、タンザニアの住民のみなさんの苦しみを伝えつつ、村を襲うゾウとともに生きるための住民による工夫を紹介します。そこから、わたしたちにできることを一緒に考えましょう!

【岩井氏プロフィール】
 京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程単位取得退学。博士(人間・環境学)。現在、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター准教授、特定非営利活動法人アフリック・アフリカ理事。専門は環境社会学。2005年からタンザニアのセレンゲティ国立公園で、アフリカゾウが畑の作物をあらす害獣になっている問題(ゾウ獣害問題)の研究と対策活動を展開している。著書に『ぼくの村がゾウに襲われるわけ。──野生動物と共存するってどんなこと?』(合同出版、2017年)など。

応募方法
 受付フォームで以下のとおりお申し込みください。

 お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netおよび@kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。なお、お申し込み後に自動返信メールが届かない場合は、多摩動物公園教育普及係までご連絡ください。

こちらの受付フォームからお申し込みください

 ※外部サイト(kintoneapp.com)に移動します。kintoneapp.comは、トヨクモ株式会社が管理運営するウェブサイトです。今回のプログラム参加者募集に際して応募者の方々からご提供いただく個人情報は、トヨクモ株式会社が管理するサーバーに厳重に保管し、目的のための使用終了後、すみやかに削除するなど、厳正かつ適正な運用をおこないます。

【問い合わせ先】多摩動物公園 教育普及係
        042-591-1611(代表) ※受付時間は9時30分〜17時
【締    切】2023年10月22日(日)送信分まで有効 ※募集終了しました。

※先着順で受け付けます。定員になり次第募集を終了します。
※締切前に定員に達した際は、多摩動物公園公式サイトでお知らせします。
※応募はひとり1回に限ります。また、1回につき4名まで応募できます。同じ応募者による複数の応募はすべて無効になりますのでご注意ください。
※お申し込みの際にご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。


4.アフリカ音楽&ダンスの公演

日程  2023年11月12日(日)
時間  ①11時~11時45分、②14時~14時45分

場所  ウォッチングセンター内 動物ホール

出演
Rafiki Africa(ラフィキ・アフリカ)

 グループ名の「Rafiki(ラフィキ)」とは、スワヒリ語で、「仲間」や「友達」といった意味です。ラフィキ・アフリカは、文化が異なる東西のアフリカ地域の「ラフィキ」たちが集まった、アフリカ音楽の楽しさをギュッと凝縮した欲張りなグループです。


ラフィキ・アフリカ


5.ワークショップ「アフリカ布を使って、アクセサリーを作ろう!」

 様々な柄のアフリカ布から好きな柄を選び、くるみボタンでアクセサリーを作ります。

日時  2023年11月11日(土)、12日(日)
    ※所要時間は約20分です。
場所  ウォッチングセンター内
定員  各日60名(先着順、各回15名)


アクセサリー


6.スタンプラリー

 当園だけでなく、他の都立動物園・水族園でもアフリカを生息地とする動物を多数展示しています。今回のアフリカフェアにあわせ、4つの都立動物園・水族園が連携してスタンプラリーを行います。

 4園で配布する用紙に、多摩動物公園を除く3園いずれかのスタンプをひとつ押した上で、アフリカフェア当日に多摩動物公園でもスタンプを押してください。2園のスタンプを集めた方のうち、各日先着200名様に記念品をさしあげます。

◎ スタンプ・用紙設置
 期間  2023年10月14日(土)~11月12日(日)
 場所  恩賜上野動物園 (西園 両生爬虫類館前)
     多摩動物公園  (ウォッチングセンター内)
     井の頭自然文化園(資料館エントランス前)
     葛西臨海水族園 (2階 案内カウンター前)

 ※多摩動物公園では、11月10日(金)までは、用紙の配布のみ行います。
  スタンプの押印ができるのはアフリカフェア当日です。

◎ ゴールのスタンプ及び記念品交換
 日時  2023年11月11日(土)、12日(日) 各日9時30分~16時
 場所  多摩動物公園 アフリカフェア会場(正門前広場から続く通路)
     ※雨天時:ウォッチングセンター内
 記念品 オリジナルデザインエコボトル(日野市在住の線画家もんでんゆうこさんのイラストです)

 ※ゴールのスタンプ押印と記念品交換は、アフリカフェア当日多摩動物公園のみで行うことができます。


オリジナルデザインエコボトル

後援  外務省、独立行政法人国際協力機構
協力  京王電鉄株式会社、多摩都市モノレール株式会社


7.アフリカトーク「ケニアにおける野生動物の現状~ガリガリにやせてしまったライオン~」

 日時 2023年11月11日(土) 14時30分~15時00分
 場所 ウォッチングセンター内 動物ホール
 定員 100名(先着順)


ケニアで野生動物診察中の神戸俊平氏

内容
【講師】神戸俊平氏(獣医師:ケニア在住・NGO「アフリカと神戸俊平友の会」代表)

【要旨】
 神戸俊平氏は現在ケニアのナイロビ国立公園で、定期的に野生動物の生息数調査に参加しています。2023年は年始の乾期干ばつにより、多くの草食獣が餓死し、それに伴い、肉食獣も飢餓状態に陥っており、トラックでの給水や乾草支援も実施しているが、追いつかない現状について報告します。

【神戸俊平氏プロフィール】
 1946年東京都生まれ。日本大学農獣医学部卒業、その後就職し、3年ほど勤務したが、野生動物への思いをたちきれずアフリカに渡る。ナイロビ大学獣医学部大学院修士課程修了。1982年 『ぼくとキキのアフリカ・サファリ』で日本児童文芸家協会第12回児童文芸新人賞、1988年 日本大学農獣医学部賞受賞、1995年 平成7年度外務大臣国際交流賞、1997年 第9回毎日国際交流賞を受賞。ケニアのナイロビと日本を往復し、獣医として、マサイ族の家畜の治療や人畜共通伝染病である眠り病の疫学研究をおこなう一方、NGO(非政府組織)として、野生動物の保護、ケニアの子どもたちに給食をおくる活動なども行っている。


8.いっしょに動物かんさつ

 東京動物園ボランティアーズ(TZV)ドーセントグループ(DG)といっしょに、アフリカ園の3種類の動物を観察しましょう。参加された方には、オリジナルポストカードをプレゼントします。

◎ チンパンジー「チンパンジーのかんさつビンゴ!」
 チンパンジーのこどもを観察しながらビンゴに挑戦しましょう!

◎ キリン「キリンのかんさつ、やってみよう!」
 6種類のキリンの行動を観察しましょう。しっかりと観察すれば、今まで気がつかなかった新しい発見があるかもしれません

◎ ライオン「やってみよう!ライオンクイズ」
 クイズ用紙をつかってライオンの体を観察しましょう。たてがみもスケッチしてみましょう。

 日時   2023年11月12日(日) 10時30分~15時
      ※チンパンジーとライオンは、12時~13時は除きます。
      ※参加用紙の配布は14時30分まで。
 場所   チンパンジー:アフリカ園 チンパンジー舎前
      キリン   :キリン舎室内観覧エリア、サバンナキッチン下
             ※雨天時はキリン舎室内観覧エリアのみ
      ライオン  :アフリカ園 ライオン展望デッキ
             ※雨天時はライオンバスステーション2階
 配布枚数 各500枚
      ※おひとり1枚まで。なくなり次第終了

チンパンジー
キリン

(2023年09月28日)
(2023年11月01日:アフリカトークを追加)
(2023年11月02日:いっしょに動物かんさつを追加)
(2023年11月10日:ブース情報を追加)



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