井の頭自然文化園では、2月12日に本田公夫さんの講演会「私と動物画と動物園」を開催しました(お知らせは
こちら)。しかし、短時間であったため、本田さんの携わってきた展示について十分なお話をいただく前に、時間切れとなってしまいました。
そこで今回、続編を企画いたしました。今回は、本田さんがWCSで携わって来た展示のデザインや施工プロセスについてお話しいただく予定です。
ぜひご参加ください。
日時 2018年4月28日(土) 13時30分~15時30分(講演90分、質疑応答30分)
会場 井の頭自然文化園(動物園)彫刻館B館
定員 150名
参加費 無料(講演参加者は入園料も無料になります)
講演テーマ「WCSによるニューヨークの動物園・水族館展示」
講師 本田公夫氏 野生生物保全協会(Wildlife Conservation Society、WCS) 展示グラフィックアーツ部門スタジオマネージャー
本田さんから 2月の講演会では、展示についてはセントラルパーク動物園のヒグマの展示のデザイン・施工プロセスの話だけで時間が来てしまい、アンケートの回答で「もっと他の展示のようすや内容も知りたい」というご意見を多数いただきました。
ついては、2回目の講演会の機会を設けていただきましたので、以下のように、ブロンクス動物園を中心になるべく多くの展示のようすをご紹介したいと思います。
○ブロンクス動物園
バタフライ・ガーデン : 植物に囲まれた景観に違和感のない体験的な解説の展示
マダガスカル! : 自然環境を再現した空間の臨場感を壊さずに体験的な解説を織り込む工夫
オオトカゲの展示 : 古い建築物の部分的な改修で、既定の建築デザインの方針を尊重しながら解説サインを設置する方法
○セントラルパーク動物園
ユキヒョウ : 建築空間や造園空間、さらには動物園を取り囲む景観と、解説との関係性
本田公夫さんプロフィール 1958年、長崎県長崎市生まれ。慶應義塾大学商学部卒。
子どもの頃から大の動物園好きで中学のころには東京動物園協会の動物愛好会(現:東京動物園友の会)に入会。また、絵画、写真、グラフィックデザインにも強い興味を持ち、西山登志雄氏の勧めでペン画を始める。会員誌「どうぶつと動物園」には学生時代から四半世紀以上にわたりイラストや文章を寄稿。
大日本印刷(株)海外営業部、DNP(America), Inc.、シンシナティ動植物園を経て、現在、野生生物保全協会(Wildlife Conservation Society、WCS)展示グラフィックアーツ部門スタジオマネージャー。 |  |

ブロンクス動物園:(左・中央)マダガスカルの展示、(右)コモドオオトカゲの展示

セントラルパーク動物園:ユキヒョウの展示
野生生物保全協会(Wildlife Conservation Society、WCS)
「ニューヨーク動物学協会」としてブロンクス動物園設立のために創立され、同園とニューヨーク水族館の経営母体。その他にセントラルパーク動物園などニューヨーク市の動物園3園の運営を受託すると同時に、世界60か国で保全活動をおこなう世界最大級の環境保全NGOでもある。
展示グラフィックアーツ部門はランドスケープからサインに至るまで、デザインと施工、維持管理を受け持つ点で世界中の動物園にも類例を見ない。
応募方法
往復はがきまたはEメールで以下のとおりお申し込みください。
往復はがき
代表者の住所・氏名・電話番号、参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢を明記のうえ、以下の宛先までお申し込みください。
【宛先】〒180-0005 武蔵野市御殿山1-17-6
井の頭自然文化園「本田公夫講演会」係
【締切】2018年4月6日(金) 当日消印有効
※募集終了しました。
Eメール
art2018@tokyo-zoo.net宛に、件名を「本田公夫講演会」とし、本文に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。なお、自動返信などによる確認メールの送信はありません。
【締切】2018年4月6日(金) 送信分まで有効
※募集終了しました。
※応募者多数の場合は抽選とし、当落にかかわらずお知らせいたします。
※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用いたします。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
託児サービス
本講演会の開催時間中、0歳〜就学前までのお子さんの託児サービスを実施します。ご希望の方は、申込時に託児を希望するお子さんの年齢(講演会実施日現在)と人数をご連絡ください。料金は無料です。
※受け入れられる人数に限りがありますので、応募多数の場合は抽選となります。
なお、託児サービスについては外部業者に委託します。
消えゆく隣人たちのポートレート Part2
「本田公夫ワイルドライフ・イラストレーション プリント展」と「ギャラリートーク」
2018年4月29日(日)と4月30日(月・祝)、吉祥寺のギャラリーで本田公夫さんの作品を展示・販売します。井の頭自然文化園では原画を展示していますが、ギャラリーでは「原画が手元に残っていない作品」を、原画に比して遜色のない高品質プリントで展示・販売します。両日とも作家ご本人が在廊します。
日時 2018年4月29日(日) 12:00〜21:00
2018年4月30日(月・祝)10:00〜17:00
場所 ギャラリー永谷2 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-1 吉祥寺永谷シティプラザ1F
また、4月29日(日)19時から本田さんによるギャラリートークを開催します。前売チケット制です。チケット販売は4月1日正午から。
くわしくはこちらのページをご覧ください(外部サイト)。
※ギャラリー永谷2での作品展は「
Gallery Cafe *Kirin*」による主催です。
(2018年03月08日)
(2018年04月07日更新)