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「上野まちナビ実験」オープニングセレモニー実施
 ──2005/10/14
東京都では、先端的なコンピューター技術をつかって、人間の生活空間にあらたなサービスを付け加えようという「東京ユビキタス計画」を進めています。今回、上野で展開するのが「上野まちナビ実験」。動物園だけでなく、上野公園全体でおこないます。

 実験の核となるのが、坂村健・東大教授の開発した「トロン」という技術。セレモニーでは、石原慎太郎都知事のあいさつの中に、トロンの先進性が強調されていました。

 来賓挨拶、坂村教授による概説のあと、ゾウ舎前でくす玉を割りましたが、ファンファーレの音と派手なくす玉の「破裂」にゾウたちは反応して、高い声や低い声でかなり騒いでいました。じつは、この反応は予想されていたので、飼育担当者はちゃんとかまえていたのでした。

 「ユビキタスコミュニケーター」という機器を手に持って園内をまわると、場所場所で、動物などの情報が音声や動画であらわれます。

 また、カードを持って園内をまわる「e-Tronスタンプラリー」も行ないます。詳細は、「上野まちナビ実験」のサイト http://www.tokyo-ubinavi.jp/と、東京ズーネットの過去のお知らせ↓をごらんください。

新型携帯情報端末のモニター募集
e-TRONスタンプラリー開催

写真上:ゾウ舎前でのくす玉割り
写真下:ユビキタスコミュニケーターについて説明する坂村健教授

(2005年10月14日)



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