新型の携帯情報端末「ユビキタスコミュニケータ」を使って、上野動物園を訪れてみませんか? 参加モニターとしてお申し込みください。機械はお貸しします。園内各所に情報発信装置を設置しましたので、場所ごとの動物や施設に関する情報を、ピピッとユビキタスコミュニケータで受け取ってください。動物園内だけでなく、上野公園内でも実施しますので、歴史ある上野公園の散策も楽しめます(実施期間は別になります)。
この催し物は、東京都による「東京都 ICタグ実証実験」の一つ。あたらしい無線技術を活用し、未来に向けた町づくりをめざしています。今回の上野動物園や上野公園でのとりくみは、「上野まちナビ実験」と称して展開。秋葉原の展示や、シンポジウムなども含め、全体を「東京ユビキタス計画」というタイトルで行ないます。
参加モニター体験期間は、
2005年11月15日(火)から30日(水)まで(上野公園内は11月15日から20日、上野動物園内は11月22日から30日、電動カートによる体験は11月15日から11月30日まで)。
お申し込みは、
「上野まちナビ実験」のサイトの「モニタ募集について」にアクセスし、申し込みフォームから応募してください。また、計画の詳細も、「上野まちナビ実験」のサイトをごらんください。
ちなみにユビキタス ubiquitous とは、「いたるところにある」という意味。生活のいたるところで、自在な情報の流通をめざしています。
また、「ICタグ」とは、「無線ICタグ」「RFIDタグ」とも呼ばれる小さな無線装置。JR東日本のSUICAや、JR西日本ICOCAもICタグ技術を利用しています。
あたらしいメディアを使って、動物園を再発見してみませんか?
写真上:ユビキタスコミュニケータ
写真下:ICタグを設置した装置。ここから情報を読みとる
(2005年10月1日)