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エゾヒグマの「ポロ」が死亡しました(死因は下垂体腫瘍によるホルモン分泌異常と判明しました)
 └─2024/10/02(01/15追記)
 上野動物園の東園で飼育していたエゾヒグマ「ポロ」(オス)が2024年10月1日に死亡しました。18歳でした。死因については判明し次第、お知らせします。→1月15日追記:死因は下垂体腫瘍によるホルモン分泌異常と判明しました。


エゾヒグマ「ポロ」(2023年1月20日撮影)

 こちらでお知らせしたとおり、ポロは体調不良のため昨年(2023年)7月ごろより時折展示を休止し、舎内での療養を繰り返していました。今年の5月ごろより徐々に状態が悪化したため、最近はほとんど展示に出ることは無くなっていました。

 全身の倦怠感や食欲に波があるなかで、免疫抑制剤の量を調整するなどして対応してきました。

 8月末に大きく調子を崩したものの、治療により状態が安定し、床ずれ予防のために敷いたマットを気に入って寝転んだり、枕にしたりするようすも見られましたが、9月30日に状態が急変して起立歩行がほぼ困難な状態となり、獣医師が治療にあたりましたが回復せず、10月1日の夕方に死亡しました。

 ポロの死亡により、当園で飼育するエゾヒグマは兄弟のポン(オス)1頭となりました。

(2024年10月02日)
(2025年01月15日:死因を追記)



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