2008年8月8日、午後4時36分頃、多摩動物公園のチーター「ユリ」が心不全で死亡しました。ユリは2001年7月7日に南アフリカ共和国で生まれたメス。7歳1か月でした。
ユリが来園したのは2002年6月8日のことでした。多摩動物公園ではチーターに花の咲く植物の名前をつけることになっており、ユリの名が与えられました。
こちらのニュースにもあるとおり、多摩動物公園は富士自然動物公園(富士サファリパーク)と共同繁殖契約を結んでおり、昨年(2007年)9月にはユリを富士サファリに送り、富士サファリからはメスのクリンが来園し、各園で繁殖をめざしました。
残念ながらユリもクリンも繁殖にはいたらず、2008年6月23日に多摩動物公園に帰ってきて、以降、多摩動物公園での繁殖を目指していたのですが、健康状態が急に悪化し、8月8日、残念ながら死亡しました。
(2008年08月15日)