2025年12月29日(17:20)追記:タイリクオオカミの「スイ」にはケガなどもなく、脱出の翌日となった本日、飼育舎の中でえさを食べ、元気にすごしています。

脱出翌日のスイ(2025年12月29日撮影)
タイリクオオカミ脱出の経緯について:2025年12月28日(23:10)
本日(2025年12月28日)、多摩動物公園内で発生したタイリクオオカミの脱出について、多くの方にご迷惑とご心配をおかけし、誠に申し訳ありません(
第1報はこちらです)。
本件につきまして、以下のとおり経緯をお伝えします。
経緯
本日午前10時頃、タイリクオオカミの「スイ」(メス、2歳)がアジア園オオカミ舎放飼場から観覧用園路に脱出しているのを発見しました。個体は園内の林内に入ったため、飼育職員による捕獲チームが捕獲網による追跡と追い込み作業をおこない、14時15分頃にウォッチングセンター裏で園内動物病院の獣医師により麻酔銃で麻酔薬を投与しました。麻酔の効果を確認した後、園の車両に収容し、確保を完了しました。
園では13時20分に臨時休園とし、園内の来園者につきましては、安全が確認されるまで園内の屋内施設へ避難誘導し、確保完了後にご退園いただきました。
今後、脱出原因を検証し、再発防止策を実施した後、当該放飼場での展示を再開する見込みです。
重ねまして、来園者および来園予定であった方、近隣住民の方にご迷惑とご心配をおかけし、誠に申し訳ありません。今後、こうしたことが起こらないよう、園内の安全対策に一層取り組んでまいります。

脱出したタイリクオオカミ「スイ」(2025年5月7日撮影)

脱出箇所および捕獲場所
◎臨時休園に伴う入園料およびライオンバス乗車料の返金については
こちらのお知らせをご覧ください。
(2025年12月28日)