多摩動物公園のニホンイノシシのメス「クロマメ」が死亡しました。
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イノシシ「クロマメ」 (撮影日:2020年2月27日) | 水浴びする「クロマメ」 (撮影日:2018年8月26日) |
クロマメは2006年11月に静岡県から来園しました。以来14年間、多摩動物公園でくらしてきました。大きな体で来園者のみなさんを驚かせたり、かわいらしい姿でのんびりと寝そべったり、えさを巧みに探したりと、さまざまなイノシシの姿を見せてくれました。
2021年の年が明けたころから放飼場での移動に時間がかかるようになり、1月10日には歩くときにふらつくようになりました。また、えさも食べにくいようすでした。
その後、痛み止めの薬を与えたり、えさを食べやすいように工夫をしたりしましたが、徐々に体を動かせなくなりました。そして残念ながら2月8日の夕方、職員が見守るなか、静かに息を引き取りました。死因は内臓の腫瘍でした。
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