前回井の頭自然文化園「いきもの広場」の中に設置したバナナトラップ(バナナ、焼酎、黒砂糖を混ぜたものを入れた袋)にカブトムシがやってきたことを紹介しました。
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「いきもの広場で遊ぼう[3]」(2012年06月22日)
その後、いよいよ蒸し暑くなってきて、バナナトラップにはカブトムシのほかにもカナブンやシロテンハナムグリ、コクワガタなどいろいろな昆虫がやってきています。
しかし、私たちが確認できるのは昼間に来ているものだけです。もしかして夜にはもっと大物が……と期待して、夜のようすを6分ごとに撮影してみました。するとカブトムシやヒカゲチョウのほかにムクゲコノハやフクラスズメなどの大型のガもやってきていて、やはり暗くなってから、もしくは朝のほうがバナナトラップはにぎわっていました。
「いきもの広場」を含めた園内で野生の生き物をさがすプログラム「身近ないきもの探検」の2回目は、夕暮れから夜にかけておこないます。昼間にはなかなか出会えない生き物にも会えるかもしれません。事前応募が必要で締め切りは7月30日です!
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「8/12『夕暮れ身近ないきもの探検』参加者募集」
写真上:カブトムシとフクラスズメ
写真中:ヒカゲチョウ
写真下:ムクゲコノハ
〔井の頭自然文化園教育普及係 天野未知〕
(2012年07月13日)