催し物
9/22 多摩動物公園の動物慰霊祭
 └─多摩  2016/09/08

 多摩動物公園では、2015年9月から2016年8月までの1年間に死亡した動物たちのために、動物慰霊祭をおこないます。動物たちへの想いを胸に、ぜひ献花にお越しください。

日時 2016年9月22日(木・祝) 13時30分~14時

場所 動物慰霊碑前
   ※悪天候時は場所を変更することがあります。

内容
(1)副園長あいさつ
(2)主な慰霊動物の紹介
(3)代表慰霊動物(代表:モウコノウマ「サーシャ」)への弔辞
(4)職員と当日来園された方々からの献花(花は当園で用意します)


代表慰霊動物:モウコノウマ「サーシャ」


【主な慰霊動物】
動物種名名前性別死亡年齢死亡日飼育期間エピソード
ニホンザルミズキオス22歳2015年
9月23日
22年3ヵ月1993年6月30日に当園で生まれました。すでに死亡した1歳年長の「ドラ」と、若くして力強く台頭してきた「セタシジミ」を合わせたリーダー3頭の中で、群れ内メスの信頼を得て、ひとつの派閥をつくっていました。
トナカイヨシコメス14歳 2015年
10月3日
14年7ヵ月2001年2月22日に当園で生まれました。年齢の近い「ハナ」と一緒にいることが多く、ヨシコとハナで寄り添いながら寝ていることもありました。普段は物静かなおばあちゃんという印象でしたが、不満があると若いオスを追い払い、鳴き声を挙げる強いトナカイでした。
ユキヒョウシンギズオス推定26歳2015年
10月10日
15年2000年10月13日、カザフスタン共和国と日本国との友好のシンボルとして、カザフスタン共和国アルマティ動物園より来園しました。野生由来の迫力のある個体でしたが、遊び好きな性格で、放飼場で楽しそうに過ごす姿が一番に思い出されます。また、メスに大変モテる個体で、4頭のメスとの間に16頭も子供を残しています。
ケナガワラルーベーコメス12歳2015年
10月10日
10年1ヵ月2005年8月23日に多摩動物公園に初めてやってきたケナガワラルーで、4頭の子供を育てました。
シロオリックスクリームメス20歳2015年
11月26日
20年1ヵ月1995年10月18日に当園で生まれ、群れの中でおばあちゃん的な安定感がありました。息子の「クラウン」は群れの維持に貢献しています。
スイギュウハルナメス25歳2015年
12月17日
19年2ヵ月1996年9月30日、愛媛県立とべ動物園から来園しました。好物のキャベツやリンゴなどをチャームポイントでもあった“すきっ歯”からこぼしながらおいしそうに食べていた姿、プールで顔だけ出してのんびり気持ちよさそうに浸る姿に和まされていました。
キリンカンスケオス9歳2016年
6月7日
8年7ヵ月2007年10月9日、長野市茶臼山動物園から来園しました。2011年9月ごろから右前肢を患っていましたが、繁殖オスとして7頭の子供(オス4・メス3)を残し、立派に役目を果たしてくれました。
モウコノウマサーシャメス24歳2016年
7月7日
18年3ヵ月1998年3月16日、千葉市動物公園から来園しました。「レオ」との間に5頭の子供を授かり、今の群れ構成に大きく貢献しました。晩年は病気に苦しみながらも、食欲は旺盛で、元気に過ごしていました。
シフゾウエリーメス18歳2016年
8月5日
15年8ヵ月 2000年11月30日、熊本市動植物園から来園しました。メスなのに立派な角を持ち、群れの誰とでもうまくつきあってくれました。不仲な「カオル」と「アリサ」も、エリーがいるとお互いを気にしないで過ごせていたようです。これからは、いつまでも母親のエリーに甘えてばかりだった「アリサ」が自立するよう、見守っていてください。

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(2016年09月08日)


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