(追記:その後2羽とも孵化しましたが、うち1羽は残念ながら2014年4月8日に死亡しました。)
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ニホンコウノトリの卵が、
兵庫県立コウノトリの郷公園から多摩動物公園に移動します。
◎移動するニホンコウノトリの卵
兵庫県立コウノトリの郷公園で、J387(オス)・J050(メス)から生まれた卵2個(予定)
◎移動予定日
2014年3月27日(木)
◎経緯
多摩動物公園は、1988年に日本で初めてとなる飼育下でのニホンコウノトリの繁殖に成功して以来、人工繁殖も含めて数多くのペア形成や繁殖に貢献した実績を持っています。
このたび、ニホンコウノトリの個体群管理計画に基づき、国内の飼育下個体群の遺伝的多様性を維持することを目的として、兵庫県立コウノトリの郷公園で産卵した卵を当園へ移動させることになりました。移動後の卵は、繁殖経験のある仮親に預けられる予定です。
◎当園でのニホンコウノトリの飼育状況
46羽(オス22、メス24) ※今回移動する卵は含んでいません。
関連ページ
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ニホンコウノトリ、今年も誕生!(2013年5月9日記事)
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これまでの繁殖賞
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希少動物の飼育と保全
関連動画
・
東京ズーネットBB「よみがえる野生の翼」(どうぶつえんシアターVol.03)
写真上:移動する予定の卵(このうちの2個)
写真下:仮親になる予定のYペア
(2014年03月25日)