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福島にエトピリカとウミガラスが帰ります
 └─葛西  2011/09/22

 葛西臨海水族園で、東日本大震災で被災したアクアマリンふくしま(福島県いわき市)から緊急保護として受け入れ、2011年5月1日から公開していたエトピリカとウミガラスを、アクアマリンふくしまへ返却することになりました。

 今回返却するのは、繁殖のために返却が延期となっていたエトピリカ2羽とウミガラス5羽で、受け入れ中に生まれたウミガラスのヒナ(ニュースはこちら)も、8月6日に無事に巣立ち、両親とともに元気に帰ります。

※受け入れていたエトピリカ6羽のうち、4羽は7月6日に返却済です。
※ウミガラスは、受け入れ中に生まれたヒナ1羽を含みます。

返却予定日  2011年10月5日(水)
       ※公開は10月4日(火)まで

経緯

 東日本大震災で被災したアクアマリンふくしま(福島県いわき市)からの要請にもとづき、飼育動物の一部を(社)日本動物園水族館協会に加盟する複数の園館にて緊急保護として受け入れました。
 葛西臨海水族園では、3月17日にエトピリカとウミガラスを、3月29日にスポッテッドラットフィッシュ、トリノアシ、アメリカカブトガニ、オキナエビスガイ、オウムガイを受け入れました。
 7月15日のアクアマリンふくしま再開に伴い、受け入れていた生物のうち、エトピリカ2羽とウミガラス5羽を除く7種24個体は返却済です。


写真:ウミガラス

(2011年09月22日)



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