ニュース
動かない「標本」もおもしろい!
 └─2026/02/27
 葛西臨海水族園の2階には、「情報資料室」という、スタッフが常駐している場所があります。ここでは、生きものについて質問したり、標本や映像資料などをご覧いただいたりできます。


情報資料室

 ところでみなさんは、情報資料室で展示している標本が定期的に入れ替わっていることをご存じでしょうか? とくにカウンターの標本は、水族園での観察がより楽しくなるようなテーマでほぼ毎日違うものを展示しており、なかには触ることができる標本も多くあります。

 そのため、カウンターの標本を見て、「前に来たときと違う!」と来園者の方に驚かれることがある一方、「動いてないね」「偽物かな?」と言われてしまうことも。そんなときに私たちは、「動かない、本物で作った標本だからこそ、面白いことがわかってくる」ということをお話しします。ここからは、ある日のカウンターの展示を例に紹介します。

情報資料室のカウンター
展示されているマグロの歯の標本

 この日のテーマは、「歯」。生きものの歯に関する標本の展示です。生きものの歯をくらべてみると、その形や大きさだけでなく、触り心地や生えている向きなどもわかります。水槽の中にいる生きものを触ることは難しくても、標本ならば触って観察できますよね。

 そして水族園では、実際にみなさんが触った生きものがえさを食べているようすを水槽で観察することもできます!  歯を見て触って、何をどのように食べるか予想してから見てみると、水槽での観察がより楽しくなるはずです。マグロやペンギンなど、えさの時間が決まっている水槽もあるので、ぜひ間近でご覧ください。そして観察したあとは、同じ生きもののほかの特徴や、ほかの水槽にいる生きものの口と比べてみると、もっと面白いことがわかるかもしれません。


えさの時間を間近で観察!

 情報資料室のカウンターでは、「歯」以外にもさまざまなテーマで生きものの紹介をしています。その日にどんなテーマで紹介しているのかは、来てからのお楽しみです!

 観察してみて、気になること、聞いてみたいことがありましたら、情報資料室のスタッフに何でも聞いてください。こんな面白いところを見つけた、という報告も大歓迎です!

〔葛西臨海水族園教育普及係 津山透〕

◎関連記事
水族館でこんなことを思ったことはありませんか?(2024年12月20日)

(2026年02月27日)


ページトップへ