東京動物園友の会の雑誌「どうぶつと動物園」(年4回発行)にこの1年間に掲載された記事や写真を対象として選定される
高碕賞がこのたび決定しました(
高碕賞とは)。
井の頭自然文化園で表彰式と受賞記念講演をおこないます。参加無料(入園料は必要です)、事前のお申し込み不要です。直接会場にお越しください。どなたでも参加できます。
日時 2025年3月15日(土)13:30〜15:00(予定) ※13時15分から受付開始
会場 井の頭自然文化園 彫刻館B館(定員80名、自由席)

ミナミイワトビペンギンのひな(撮影:海遊館)
表彰式(13:30)
・主催者挨拶
・表彰状授与
・選考結果報告
受賞作品
◆高碕賞(1件)
◎ 「ミナミイワトビペンギンの未来をまもる」
林成幸・冨澤奈美・森本大介・伊藤このみ(海遊館)
◆奨励賞(写真投稿3件)
◎多摩動物公園のゴールデンターキン 山﨑裕子さん
◎埼玉県こども動物自然公園のオオカンガルー 三浦繭さん
◎多摩動物公園のオランウータン 菱川理恵さん
受賞記念講演(14:00)
「ミナミイワトビペンギンの未来をまもる」(約30分)
森本大介(海遊館)
海遊館では2011年よりミナミイワトビペンギンの人工繁殖研究を開始し、当時ペンギン類では例のない“人工授精”に取り組みました。人工授精のためには繁殖生理の解明が必要です。2022年に凍結保存した精液を用いた人工授精が成功するまでの歩みをお話しします。
動物園ニュース特別編(14:45)
「最近の井の頭自然文化園の話題いろいろ」(約15分)
金子美香子(井の頭自然文化園長)
高碕賞について
「高碕賞」は、動物園の発展振興に尽力した東京動物園協会第二代会長、故・高碕達之助氏(1885~1964、経済企画庁長官、通産相)を顕彰し、1965年に制定されました。東京動物園友の会の雑誌「どうぶつと動物園」に掲載された記事や写真を対象に、動物園事業の発展振興、動物愛護精神の普及にとくに寄与したと認められたものに贈られます。
今回高碕賞を受賞したミナミイワトビペンギンに関する記事は「どうぶつと動物園」2025年冬号に掲載されました。
※東京動物園友の会の
ご紹介ページはこちらです(どなたでも入会できます。年会費は一般会員2,000円、ジュニア会員1,000円です)
(2025年03月07日)