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ユキヒョウ「ミルチャ」お目見え
 └─多摩  2008/08/29

 おしらせしたとおり、2008年6月26日、ユキヒョウの「マユ」がメスの赤ちゃんを産みました(ニュース)。2008年8月30日(土)から公開します。

 母親のマユは1999年5月4日に多摩動物公園で生まれた個体。父親「シンギズ」は、2000年10月13日にカザフスタンのアルマティ動物園から来園した個体。

 マユに先立ち、ユキヒョウの「ユキ」も、2008年4月9日にオス3頭を出産しました。こちらでお伝えしたとおり、2頭は日本の伝統色40色の中から公募し、コハク(琥珀)とスオウ(蘇芳)に決定。もう1頭は「ハン」。カザフスタン大使による命名です。

 マユの子も日本の伝統色の中から、母親の名の1文字目にちなんで「マ行」で始まる名前を多摩動物公園で選考。「ミルチャ」と名づけました。「ミルチャ」は「海松茶」と書き、暗緑色がかった茶色。

 ・サイト「日本の伝統色 和色大辞典」より(一覧

    ■■■■■■■ 琥珀色  ■■■■■■■
    ■■■■■■■ 蘇芳色  ■■■■■■■
    ■■■■■■■ 海松茶色 ■■■■■■■

 生後6日目に初めて体重測定をしたミルチャは 950グラムしかありませんでしたが、生後2か月をすぎた今、3.25キログラムにまで成長しました(8月20日のデータ)。

 巣から出てくるようになったのは生後20日前後。おぼつかない足どりで飼育室内を探検し、母親から離れると「ピーヨ」と小鳥のような声で鳴いています。

 今では肉も少し食べられるようになり、母親について運動場にも出るようになりました。

 公開開始日は、2008年8月30日(土)午前9時30分から。当面は午前11時30で終了です。また、健康状態や天候により公開できないこともあります。

(2008年08月29日)



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