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チーター繁殖計画、次のステップ
 └─多摩  2008/06/20

 多摩動物公園は、富士自然動物公園(富士サファリパーク)と共同繁殖契約をむすび、チーターの繁殖に取り組んでいます。下記ニュースでお知らせしたとおり、昨年(2007年9月)、多摩動物公園はメス「ユリ」を富士自然動物公園に送るとともに、富士自然動物公園のメス「クリン」を受け入れ、この交換による繁殖に期待をかけていました。

・ニュース「チーター、富士自然動物公園と共同繁殖
 (2007年08月24日)

 飼育下のチーターは、あたらしくやってきた個体どうし、あるいは、以前からいた個体とあたらしい個体のあいだでの繁殖が報告されていることから、環境が変わり、あたらしい個体と出会うことで繁殖のチャンスが増えると考えられています。

 多摩動物公園では2008年に入って、他の施設から来園した個体どうしでの繁殖に成功しました。

・ニュース「16年ぶりにチーター誕生! 名前募集
 (2008年03月28日)

・ニュース「チーターの子どもたちの名前と近況
 (2008年04月11日)

 このメスの交換の結果、繁殖は見られませんでしたが、ふたたびメスを元に戻し、今後もチーターの繁殖への取り組みを続けます。

 戻ってくるメス「ユリ」は、2001年7月7日、南アフリカ共和国生まれ。富士自然動物公園に戻るメス「クリン」は、2001年10月10日南アフリカ共和国生まれ。移動日は、2頭とも2008年6月23日(月)の予定です。ユリが戻ってくると、多摩動物公園のチーターは、オス5頭、メス7頭となります。なお、移動個体は繁殖計画の対象ですので、しばらくは非公開です。

写真上:多摩動物公園に戻ってくるユリ
写真下:富士自然動物公園に戻るクリン

・動画「16年ぶりにチーター誕生!

・動画「チーターの赤ちゃん近況

(2008年06月20日)



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