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チンパンジー「カコ」、長野市茶臼山動物園へ
 └─多摩  2008/05/16

 チンパンジーのメス「カコ」(1995年5月18日、多摩動物公園生まれ)は、2008年5月28日、長野市茶臼山動物園へと引っ越します。

 多摩動物公園では、「東京都ズーストック種」であるチンパンジーの保護・繁殖に力を入れています。長野市茶臼山動物園では血統の異なる個体を必要としていたため、多摩動物公園からカコを搬出することにしました。カコを除くと、多摩動物公園のチンパンジーは、オス5頭、メス15頭の計20頭となります。

 カコは小さいころから好奇心旺盛。多摩動物公園ではチンパンジーの放飼場に「自動販売機」を設置していますが、自分でジュースを購入できるようになったのは、カコが2頭目です。群れの子どもたちにえさをゆずる心優しいカコ。茶臼山での吉報を期待して、2008年5月28日、多摩動物公園から送り出します。

(2008年05月16日)



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