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元気です、ロバの金太郎──大島 1/9
 私が大島公園に赴任した2001年4月、ロバの金太郎は足下がおぼつかない状態でした。それもそのはず、当時の金太郎はすでに25歳。ロバとしては相当な高齢です。

 その後も老化はすすみ、乾草を食べようとしても飲みこめず、だんご状で吐き出してしまうまでになってしまいました。

 それから2年半をすぎ、金太郎はどうなったのでしょう──年齢こそ28歳ですが、元気を取りもどし、カクシャクとしたすがたを見せてくれています。



 乾草は飲みこめないので中止。ヘイキューブ(カットしたアルファルファをキューブ状に圧縮乾燥したもの)を水でふやかして、ニンジンやサツマイモなどといっしょに与えたことも功を奏しました。

 でも、金太郎が若がえったいちばんの理由は、人間側の愛情だと思っています。元気になった金太郎の写真をご覧ください。

〔大島公園動物園 高橋孝太郎〕




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