マレーバクは野生での生息数が非常に少ない動物です。多摩動物公園では、2005年に1頭が誕生。18年ぶりの繁殖となりました。このとき生まれたオスの「ダン」(1歳8か月)が、このたび、愛媛県立とべ動物園に移動します。
マレーバクは動物園での飼育頭数も少なく、各園が協力して繁殖計画を進めていく必要があります。動物園館で繁殖を目的とした貸借契約を「ブリーディングローン」といいますが、今回のダンの移動もブリーディングローンの一環です。とべ動物園では、メスの「ヒメ」1頭を飼育中。
ダンが愛媛に旅立つのは、2007年6月27日(水)です。
◎「ダン君、元気でいってらっしゃい!」イベント
2007年6月24日(日)午後1時30分から、飼育担当者がダンに「好物」をやりながら、ダン誕生から現在までのお話をします。場所はアジア園マレーバク舎です。
・東京ズーネットBB、動画「
マレーバクの赤ちゃん」(2005年10月)
・東京ズーネットBB、動画「
マレーバクの赤ちゃん変身中」(2006年1月)
(2007年6月15日)