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ウサギの赤ちゃんが生まれました
 └─上野  2007/05/11

 2007年3月29日、上野動物園の子ども動物園で、ウサギの赤ちゃん(メス)が生まれました。ネザーランドドワーフという種類です。お母さんは「ネーちゃん」。2回目の出産で、もうベテランママです。ネーちゃんはとてもおとなしく、出産前にも「ふれあいコーナー」に出ていました。

 ネーちゃんが初めて産んだのは、オスの「ミーくん」でした。今回生まれた赤ちゃんの“お兄ちゃん”ということになります。ミーくんも今年で2歳。いまでは、お母さんよりもひとまわり大きくなりました。

 母親であるネーちゃんとその子どもミーくんは、いずれも体が真っ黒でよく似ていますが、このたび生まれた赤ちゃんはお父さん似らしく、濃いグレーのような体色をしています。

 生まれたばかりの赤ちゃんは、にぎりこぶしより小さかったのですが、今では大人が手のひらを広げたくらいの大きさになり、体重も4月末時点で約 400グラムにまで育ちました。

 まだ名前はついていませんが、日に日に大きくなっています。そのすがたを子ども動物園まで、ぜひ一度見に来てください! 場所は、「うさぎとモルモットのおうち」にある『のぞいてごらん』コーナーです。お兄ちゃんのミーくんは「ふれあいコーナー」に登場していることもあります。ミーくんに会えたら、赤ちゃんと見くらべてみてください。

〔上野動物園子ども動物園係 伊藤望〕

(2007年5月11日)



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