７月30日、ニシローランドゴリラのオス「ビンドン」が福岡市動物園へ旅立ちました。現在、日本では動物園どうしが協力し、環境をかえたり、メンバーをかえたりして繁殖をめざしています。ビンドンが福岡に引っ越すのも、この繁殖計画の一環です。
　ビンドンは1981年７月19日にスペインのバルセロナ動物園でうまれた20歳。父親は、世界でただ一頭の白いゴリラ「コピトデニーベ」。1995年10月24日、スウェーデンのコールモーデン動物園から上野動物園にやってきました。
　福岡市動物園にはゴリラはオス１頭だけです。今後メスを飼育する予定で、繁殖に期待がよせられています。