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ニホンカモシカの赤ちゃん誕生
 名前を募集します!──井の頭 2006/04/13

 2006年4月8日、井の頭自然文化園で、特別天然記念物ニホンカモシカの赤ちゃんが生まれました! 母親は「春子」(1992年5月19日、日本カモシカセンター生まれ)、父親は「チビスケ」(2001年5月14日、大島公園動物園生まれ)。春子にとって6頭めの子どもです(1999年、2000年、2002年、2004年、2005年に出産)。

 ニホンカモシカは、名に「シカ」とあっても、ウシやヤギのなかまです。日本だけにいる動物で、特別天然記念物。良質な毛皮をもつたため、かつては多くが捕獲の対象とされました。分布は、本州・四国・九州の低山帯から亜高山帯。東京都内でも奥多摩町などに生息します。しかし、中国地方ではすでに絶滅をむかえ、四国と九州でも絶滅の危険があるといわれています。

 赤ちゃんの性別は不明。母子はすでに父親とも同居しています。

 この赤ちゃんの名前を大募集します! 井の頭自然文化園のニホンカモシカ舎前に設置した募集用紙に記入して、応募してください。募集期間は、2006年4月29日(土・祝)~5月7日(日)。ご応募いただいた名前の中から、募集委員会で選定し、後日発表します。(いただいた個人情報は、募集以外には使用しません)。どうぞ、ニホンカモシカの赤ちゃんをごらんになって、これは!という名前をご応募ください!

(2006年4月13日)



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