ニュース
コアラのバンジョラ死亡──多摩 7/14
 7月8日、コアラのメス「バンジョラ」が死亡しました。1995年5月8日にオーストラリアのタロンガ動物園で生まれたバンジョラは、1999年5月13日にオスの「ビリー」とともに来園(ビリーは1996年11月27日におなじくタロンガ動物園で生まれた個体です)。1999年8月下旬にはビリーとのあいだにメスの「ショコラ」が誕生しました。
 本年6月初旬からバンジョラの食欲がおちはじめたため、栄養剤の投与をつづけてきました。25日の血液検査では急性白血病であることが判明し、7月8日、治療の甲斐なく死亡が確認されました。
 なお、5月20日にはバンジョラの第2子を育児嚢内に確認しましたが、バンジョラの体調が悪化したため、6月29日には人工哺育をはじめました。しかし、7月1日には残念ながら死亡してしまいました。現在、多摩動物公園では7頭(オス4頭、メス3頭)のコアラを飼育しています。



ページトップへ