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セバタンビヘラコウモリの給餌を見よう!──上野 3/21
 小獣館地階を進んでつきあたりの左側、埼玉こども動物自然公園から10頭のコウモリがやってきました。セバタンビヘラコウモリです。

 セバタンビ……ヘラ……コウモリ……?

 タンビは短尾(←漢字の方がわかりやすいですね)、ヘラは箆(←へら。漢字書けないです……。折り目をつけたり、糊をぬったりするアレ)、コウモリは、まあ蝙蝠です。セバは、おそらく人名、とのこと。

 中南米に生息している、5~7センチのちいさなコウモリ。名前のとおり、「ヘラ」が鼻先についてます。

 ヘラは超音波を反射させるらしいです。昆虫食のコウモリは超音波でえさを見つけますが、セバタンビヘラコウモリは植物食。

 上野動物園では、バナナ、リンゴ、オレンジ、パパイヤ、キーウィ、新世界ザル用ペレットとドッグフードをふやかしたもの、をあたえています。

 それから、毎週、水、土、日の午前11時ごろ、フルーツジュース(市販のアップルジュースなど)を給餌ビンにいれて、枝からぶらさげます。するとさっと寄ってきて、飲みはじめる、はず。

 2~3回、ようすをはかるように寄ってきて、羽ばたきながら飲んでいきます。担当者によると、どうも、いつも最初にやってくる個体が決まっているそうです。

 餌を飲むときのようすは、まもなく 「TokyoZooNetBB」でご紹介します。スローモーションで、じっくり見てください。3月中に公開予定。



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