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ガラパゴスゾウガメの引っ越し──上野 2005/08/05

 両生爬虫類館のガラパゴスゾウガメ「タロウ」が、外の施設に引っ越しました。タロウは推定年齢75歳以上(!)の高齢動物。とはいえ、150~200年も生きるといわれています。来園したのは1969年でした。
 ガラス張り温室になっている両生爬虫類館の中は暑いため、今年は涼しくすごしてもらおうと、動物園サポーター資金を活用して屋外に放飼場を作りました。

 引っ越しは2005年7月23日。この日計ったタロウの体重は 167.5キログラムでした。さすがに人間が持って運ぶことはできないので、館内を自分で歩いて移動してもらいました──といっても、スイカを食べさせながらの誘導。約30分で放飼場に到着しました。
 放飼場は、両生爬虫類館前テラスの奥、木の柵で囲まれたところです。なお、今までの展示場には、しばし同居したナイルチドリがいます。

・東京ズーネット「どうぶつ図鑑」ガラパゴスゾウガメ

・東京ズーネットBB動画「ガラパゴスゾウガメのひっこし」
 (2005年07撮影)

(2005年8月5日)



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