両生爬虫類館のガラパゴスゾウガメ「タロウ」が、外の施設に引っ越しました。タロウは推定年齢75歳以上(!)の高齢動物。とはいえ、150~200年も生きるといわれています。来園したのは1969年でした。
ガラス張り温室になっている両生爬虫類館の中は暑いため、今年は涼しくすごしてもらおうと、動物園サポーター資金を活用して屋外に放飼場を作りました。
引っ越しは2005年7月23日。この日計ったタロウの体重は 167.5キログラムでした。さすがに人間が持って運ぶことはできないので、館内を自分で歩いて移動してもらいました──といっても、スイカを食べさせながらの誘導。約30分で放飼場に到着しました。
放飼場は、両生爬虫類館前テラスの奥、木の柵で囲まれたところです。なお、今までの展示場には、しばし同居したナイルチドリがいます。
・東京ズーネット「どうぶつ図鑑」
ガラパゴスゾウガメ
・東京ズーネットBB動画
「ガラパゴスゾウガメのひっこし」
(2005年07撮影)
(2005年8月5日)