小獣館の地下は夜行性動物の世界。1階から地下におりていって、展示場に入るとすぐ左手にヒメハリテンレックがいます。今現在展示しているのはメス2頭ですが、飼育準備をする裏側では子どもが生まれています。
写真に写っているのは、2005年7月4日生まれの赤ちゃんです(7月14日撮影)。数頭生まれたうち、生き残った1頭ですが、親が育児放棄をしたため、人工哺育をしています。最初は1日に5回授乳していましたが、今は1日3回ほど。もう目が開きました。
7月9日も裏で5頭が生まれました。こちらは、ちゃんと親が子育て中。今後、現在展示している2頭を裏側に移動し、子どもたちを表に出して、見ていただく予定です。
ヒメハリテンレックは、ハリネズミと同じく、「食虫目」の動物。マダガスカルでくらしています。ヒメハリテンレックのとなりにはヨツユビハリネズミも展示していますので、くらべてみてください。
・東京ズーネット「どうぶつ図鑑」の
ヒメハリテンレックはこちら。
(2005年7月16日)