大島公園動物園では、レッサーパンダを8頭飼育しています。外の運動場に出ているのがオスの「コジロウ」、そして姉妹の「ツバキ」と「ツツジ」です。運動場のりっぱなヤマモモの木の上でくつろぐ可愛いらしい姿はとくに注目を集めています。
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枝の上のレッサーパンダ |
そのヤマモモの木の枝振りが込み合ってきたため、2018年10月初旬に剪定しました。造園職の職員が、形を確認しながら枝をどんどん落としていきます。すっきりと風通しのよくなったヤマモモの枝の上で、さっそくコジロウがくつろぐ姿を見ることができました。
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剪定したヤマモモの枝から葉を食べる。左:バーバリーシープ、右:ワオキツネザル |
もちろん剪定した枝はムダにはしません。サル島のバーバリーシープとワオキツネザルに与えてみたところ、さっそく群がり、あっという間にきれいさっぱり枝だけになりました。レッサーパンダが見やすくなっただけでなく、動物たちに臨時のおやつを与えることもできて、一石二鳥のヤマモモ剪定でした。
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〔大島公園動物園 片田菜美〕
(2018年10月19日)