多摩動物公園で飼育しているシフゾウの「マリー」(右写真)が死亡しました。
◎死亡したシフゾウ
名前 マリー
性別 メス
死亡日 2012年01月07日(土)未明
年齢 14歳
死因 心不全
※シフゾウは、野生ではすでに絶滅しており、東京都が繁殖に力を入れる「東京都ズーストック種」にも指定されています。
◎「マリー」について
1997年5月18日に
熊本市動植物園で生まれ、2008年6月25日に多摩動物公園に来園しました。
マリーはブリーディングローン契約(*)で借り受けましたが、残念ながら現在まで繁殖はしませんでした。
1月6日(金)の朝、起立不能になっているところを飼育担当者が発見し、獣医師による懸命な治療をおこないましたが、7日(土)の朝に死亡しているのを確認しました。
※ブリーディングローンについて
繁殖を目的とした動物の貸借契約のこと。動物園間で個体を移動させることによって、新たなペア形成を促し、繁殖に寄与することを目的としています。
◎当園での飼育状況
当園のシフゾウは、5頭(オス1、メス4)になりました(死亡したマリーは含みません)。
・関連ニュース
「
大森山動物園からシフゾウ来園!」(2008年06月20日)
(2012年01月10日)