「東京ズーネットBB」は、動物園からお届けする動画ニュースです。2004年9月27日、新作6本を公開しました。「東京ズーネット」のトップページから「TokyoZooNetBB うごく!どうぶつ図鑑」をクリック!
◎うごく!どうぶつ図鑑(2~3分)
○ダテハゼとニシキテッポウエビ
ニシキテッポウエビがセッセと巣穴をつくっています。すぐとなりにいるのがダテハゼ。ダテハゼは、ニシキテッポウエビがつくる巣穴をちゃっかり利用する魚です。
ニシキテッポウエビは長い触角でダテハゼの体につねに接触し、ダテハゼの動きで危険を知るのです。葛西臨海水族園でのシーンをごらんください。
○アマモ場の生き物たち
葛西臨海水族園では「アマモ場」を展示しています。細長い葉をもつアマモは陸生植物で、花を咲かせます。光のよくあたる内湾の浅い砂泥底に生えていますが、そうしたアマモが草原のように茂る場所を「アマモ場」と呼びます。
波が静かで、よい隠れ場所になるアマモ場には、いろいろな生き物がくらしています。また、アマモの葉の表面に育つ藻類を食べる巻き貝や甲殻類もいます。
○アジアゾウに乗る方法
ゾウを飼育するには、飼育係が思うとおりに動かしたり、体を観察したりするために、「調教」が必要です。ゾウに乗るのもその一つ。3種類の乗り方を動画でご紹介します。ゾウのあつかい方を知っている飼育係ならではのわざ。
○フェネックの赤ちゃん
2004年6月16日、井の頭自然文化園でフェネックの赤ちゃんが4頭誕生!オス3頭、メス1頭です。母親のかわりに飼育係が育てていました。このたび動物病院からフェネック舎に移したため、落ち着けるように巣箱も中に置きましたが、その中よりも、巣箱の上で寄りそっている方が好きなようです。元気なすがたをビデオでどうぞ。
○モウコノウマ出産
多摩動物公園でモウコノウマのメスが生まれました。誕生日は2004年9月10日です。母親はサーシャ(12歳)、父親はレオ(21歳)。生まれた時刻は午前0時30分。監視カメラで撮影した映像をごらんください。出産後、母親は羊水などをなめています。立ち上がった子どもは、さっそく母乳をアグアグして元気そう。母子は9月18日から公開しています。
◎動物園よりおしらせ
○企画展「保護された爬虫類たち」
上野動物園では、密輸入され税関で摘発を受けたり、飼い主に捨てられて警察に保護されたりした希少種な爬虫類を、税関や警察の依頼を受けて保護・飼育しています。両生爬虫類館では現在、そうした爬虫類の特別展示をおこなっています。2005年5月31日まで。
・ワシントン条約違反──クモノスガメ、ヒラタクモノスガメ、カロリナハコガメ、ニシキハコガメ、アンボイナハコガメなど。
・警察の依頼を受けて保護された動物──カリフォルニアキングヘビ、ジムグリ、シマヘビなど。
※東京ズーネットBBの動画は、ブロードバンドでどうぞ。ISDNでは再生できません。ごめんなさい。おすすめの環境は、
こちらをごらんください。
(2004年10月1日)