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アムールトラの赤ちゃん誕生!──多摩 9/17
 多摩動物公園では、去年(2003年)5月26日、アムールトラのオスが生まれました。当時快進撃をつづけていた球団の監督にあやかって「センイチ」と名づけられ、10月9日には大阪市の天王寺動物園 に旅立ちました。天王寺にはメスの「アヤコ」しかおらず、センイチは婿に出たのでした。
 昨年読者の方から、「センイチが遠く天王寺動物園へ行ってしまうのは、とても寂しいです……。(略)2世が見られることを楽しみに、身を切る思いで送り出したいと思いました」とのメールもいただきました。

 さて、そんな多摩動物公園のアムールトラ・ファンに朗報! センイチを出産したアシリ(ベルリン動物園生まれ、1999年11月来園)が、2004年8月8日、ふたたび赤ちゃんを産みました! 父親は同じくビクトル(ライプツィヒ動物園生まれ、1999年12月来園)です(というか、多摩動物公園のアムールトラ成獣は、アシリとビクトルの2頭だけ)。
 7月ごろ、母親の食欲がひかえめになり、巣づくり行動も見られるようになったため、展示を中止していたところ、8月8日に出産を確認!

 センイチのときは生後3日で母親が「育児放棄」をしてしまったため、人間の手で哺乳をしたのですが、今回のアシリはちゃんと子育てをしています。

 このたび生まれた赤ちゃんはオス。右の写真は生後32日目に撮影しました。公開はまだ先になりますが、名前の募集も予定していますので、楽しみに お待ちください!

・東京ズーネット「どうぶつ図鑑」のアムールトラはココ

・2003年7月19日のセンイチ(生後54日)のビデオ(約3分)も、「東京ズーネットBB」でご紹介しました。こちらです

(2004年9月17日)



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