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ハダカデバネズミの展示休止について(※7/2より展示を再開します)
 └─ 2024/04/05(07/01更新)
2024年7月1日更新:
 死亡したハダカデバネズミについて、病理組織検査やウイルスのPCR検査を始めとする数々の検査をおこなうとともに外部専門家のご意見を伺うなど、連続死の原因究明に取り組んできましたが、はっきりとした原因の特定にはいたりませんでした。

 一方、最近1か月ほど死亡個体は出ておらず、群れの状態を慎重に観察してきたところ安定しています。そのため、施設修繕を実施し飼育環境を整え、7月2日よりハダカデバネズミの展示を再開いたします。



 上野動物園の西園「小獣館」ではハダカデバネズミを3つの群れに分けて飼育していますが、非公開で飼育していた2つの群れで、原因不明の死亡事例がありました。投薬を実施しながら慎重にようすを見守っていましたが、同様の事例が続き、感染性の病気の可能性が疑われました。

 そのため、死亡個体が出ていない展示中の群れについても、2024年3月29日に展示を休止して園内の動物病院に隔離しました。現在、原因の究明と治療に集中して取り組んでいます。

 なお、現時点では、展示していた群れの個体に異常は見られず、死亡もありません。ご迷惑とご心配をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。


(2024年04月05日)
(2024年07月01日:展示再開について追記)



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