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ニシゴリラ「ピーコ」の近況[続編その2]──屋外の展示場との出入りを自由にします
 └─ 2021/07/06
 前回2020年10月の記事に続き、ニシゴリラのピーコの近況の続編をお知らせします。

 上野動物園のニシゴリラのメス「ピーコ」は体調がすぐれず、2019年の夏から室内で過ごしていました。その後、症状も改善し、投薬の効果を見る検査の結果も良好であったため、屋外への放飼を検討していました。気温も温暖になり飼育舎の工事が一段落している7月7日から、ピーコの体調をみながら少しずつ、屋外の展示場との出入りを自由にすることにしました。

 推定年齢51歳のピーコは国内のニシゴリラとして最高齢の個体です。ピーコの心身に負担がかからないよう、ようすをみながら屋外にだす日や時間を慎重に決めていきます。

 当面のあいだ「運がよければピーコに会えるかも」という状況となりますので、ピーコに会うのを楽しみにしてくださっているみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞご理解いただき、ピーコのことをあたたかく見守っていただければ幸いです。


室内で過ごすピーコ
(撮影日:2021年7月2日)

(2021年07月06日)



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