西園コビトカバ舎で飼育しているコビトカバ「エボニー」(メス、31歳)は、2020年9月ごろからふらつきが見られるようになりました。
さまざまな検査を実施しましたが、原因が明らかにならないまま、立ち上がっては転倒するという状態を繰り返すようになっています。新たな薬の投与をおこなうなど、状態の改善に向けた取組みを進めるとともに、生活の質(QOL)を良好に維持するための飼育管理をおこなっています。
2021年5月中旬頃から放飼場にはあまり出ず、室内で横になって過ごすことが多くなっていますが、えさはよく食べています。
しばらくの間、エボニーの健康管理のため展示を休止いたしますのでどうぞご了承ください。そして、エボニーのことをこれからも応援していただければ幸いです。なお、エボニーをご覧いただくことはできませんが、他のコビトカバの展示は継続いたします。
コビトカバ「エボニー」
(撮影日:2020年9月23日)
エボニーの近況
健康管理のため、非公開エリアでの飼育となっているコビトカバ「エボニー」(メス、31歳)の近況についてお知らせします。
2021年9月現在、運動機能系の疾患を疑い、エボニーに投薬などの治療をおこなっていますが、高齢ということもあり室内で横になってすごす状況が続いています。しかし、えさはよく食べており、筋力低下を防ぐために飼育係のサポートを受けながら、プールに入水して運動などもおこなっています。
生活の質(QOL)を良好に維持するための飼育管理を続けているので、エボニーをご覧いただくことはできませんが、これからもエボニーを応援していただければ幸いです。
プール際で休息するエボニー
(撮影日:2021年9月1日)
(2021年09月04日:近況を追記)
(2021年09月06日:近況を更新)