ニュース
コビトカバの「昭平」(ショウヘイ)が死亡しました(※死因が判明しました)
 └─2021/03/17(03/23更新)
2021年3月23日追記:「昭平」(ショウヘイ)の死因が判明しました。


 上野動物園のコビトカバのオス「昭平」(ショウヘイ)が死亡しました。死亡を確認したのは本日、2021年3月17日です。30歳でした。


コビトカバ「昭平」(2018年6月8日撮影)

 昭平は1990年11月19日に名古屋市東山動植物園で生まれ、ブリーディングローン(繁殖を目的とした貸借契約)によって1991年12月2日に来園しました。

 来園当初から左後肢に疾病があり、X線検査で骨髄炎が確認されていました。また、2018年には血液検査で肝機能低下が認められるようになりました。これらの疾病に対し、来園した当時から投薬を中心とした治療を続けてきました。

 2021年3月16日朝から容体が悪化し、飼育担当者と獣医師が対応しましたが、残念ながら3月17日の朝、死亡を確認しました。解剖の結果、死因は肝不全と判明しました。

 昭平は9頭の子をもうけ、子どもたちは全国各地の動物園にいます。昭平は国内のコビトカバ飼育個体群形成のために大いに貢献してくれた個体でした。

(2021年03月17日)
(2021年03月23日:死因を追記)



ページトップへ