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マレーグマが逃げた!?「猛獣脱出対策訓練」を2月13日の休園日に実施しました
 └─ 2018/02/15

 上野動物園は2018年2月13日(火)の休園日、災害などの緊急事態に備えた「猛獣脱出対策訓練」を実施しました。この訓練は年に1度、多摩動物公園と上野動物園で交互に実施しています。


 今回は、地震によってマレーグマ舎放飼場の木が倒れ、その木をつたってマレーグマ1頭が脱出したという想定です。来園者の避難誘導や関係機関への通報、脱出動物の追跡、麻酔銃を用いた捕獲、AED(自動体外式除細動器)による負傷者救護等を訓練しました。なお、訓練は上野警察署と上野消防署の協力のもと、非公開で実施しました。


【動画】2018年2月13日、休園日に非公開で実施した猛獣脱出対策訓練


◎訓練の流れ
・地震によってマレーグマ舎放飼場の木が倒れ、マレーグマが園内に脱出
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・園長による対策本部を設置。来園者の避難誘導、捕獲班の招集、警察署・消防署への連絡などを指示
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・マレーグマは園内を移動。副園長が展示動物対応隊長となり、飼育職員により捕獲体制が組まれる。動物病院は麻酔銃を準備
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・総合案内所とパンダ舎間の遮断網にマレーグマが突進し、職員1名が心臓発作を起こし倒れる。救急救命処置をおこなった後、救急隊に引き継ぎ、救急車で病院へ搬送
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・マレーグマは表門広場に移動。各所に遮断網を配備し、徐々にマレーグマを追い込んでいく
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・動物病院車両と遮断網によってマレーグマは追い立てられ、表門広場で完全に包囲
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・麻酔銃(実物ではありません)を発射。麻酔効果を確認し、捕獲。

 職員は、大声を出したり木の棒を地面に叩きつけたりして威嚇しながらマレーグマを追い込んでいきます。訓練とはいえ表情は真剣そのものです。

 動物園で動物が逃げ出すことは絶対にあってはならないことですが、万が一の事態に備え、このような訓練を定期的に実施し、安全で安心な動物園づくりを推進しています。

(2018年02月15日)


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