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7/11「子ども動物園 すてっぷ」公開──新しい「学び」の機能が充実!
 └─2017/06/20
 上野動物園では、園内の子ども動物園を2017年7月11日(火)にリニューアルオープンしますので、お知らせします。

 当園の子ども動物園は、1948年に日本で初めて設立されました。戦後、娯楽の少なかった子どもたちのため、動物と間近に接することのできる施設としてスタートしました。そのときから今日に至るまで、主に身近で親しみやすい小動物や家畜の飼育展示、ウサギやモルモットとふれあえる体験プログラムなどを通じて、命の大切さや生き物の魅力を伝えてきました。

 今回のリニューアルにあたり、設立当初の基本的な理念はそのままに、現代の子どもたちに向けた「学び」の機能をよりいっそう充実させました。お子様連れでご来園された方はもちろん、幼稚園や学校関係の体験学習でもぜひご利用ください。

オープン日時 2017年7月11日(火) 9時30分

※時刻は変更になる場合があります。
       

子ども動物園移転前後の位置関係
「子ども動物園 すてっぷ」エリアマップ

新しい子ども動物園のビジョン


「子ども動物園 すてっぷ」ロゴ
 「小さな子どもが初めて動物に出会う場、そして動物や自然について学びはじめる最初の一歩となる場」にしたいという思いを「すてっぷ」という言葉に込めました。
 1948年設立当初の「子どものうちから動物をかわいがる気持ち・科学への愛好心の芽生えになるよう、動物とふれあうことができる施設」という理念を継承しながら、新たに子どもの年齢に合わせたさまざまな展示や体験プログラムを展開します。
 家畜に触れる体験や楽しみながら学べるプログラムを通じ、「野生動物や自然への理解」へステップアップを目指します。

リニューアルの3大みどころ

(1)はじめてルーム
 3歳までの小さな子ども専用のスペースです。絵本に登場する生き物に実際に出会ったり、飼育係ごっこや卵のプールなどで遊んだりする体験を通じ、小さな子どもたちでも無理なく動物を身近に感じることができます。


はじめてルーム

(2)しのばずラボ
 身近な自然、不忍池の生き物たちのくらしぶりについて、季節ごとに学べる部屋です。ここで興味をもったら池に出かけて本物を探し、池で不思議を見つけたらここに戻って調べる――子どもたちでもすぐにできる自然観察体験です。


しのばずラボ

(3)わくわくベース
 子どもたちが直接触れることのできる小動物を用いて、動物の体つきの工夫や命の大切さについて学ぶ体験プログラムを開催します。学校団体向けのプログラムもあります。


わくわくベース


 なお、旧子ども動物園エリアは6月27日(火)以降、立ち入りできません。ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承ください。

(2017年06月20日)
(2017年06月28日更新)
(2017年07月11日更新)



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