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ゾウのすむ森、完成!──上野 4/30
 本日(2004年4月30日)、「ゾウのすむ森」がオープン。記念式典を開催し、ついに完成した放飼場にゾウたちが入りました!
 といっても、もちろん初めて放飼場に出したのではなく、26日から慣らしていたのでした。

 先週のニュースでもお伝えしましたが、旧ゾウ舎が完成したのは1968年。2002年から工事を始め、2003年5月に新ゾウ舎、そしてこのたび放飼場が完成しました。
 旧放飼場はコンクリートが多かったのですが、新放飼場は土を多く使っています。また、堀を廃止し、来園者の立つ地面とゾウの運動場は、柵をへだてて、そのままつながっています。

 放飼場に出たダヤー、スーリヤ、ウタイの3頭のメスは、鼻を使って砂を背中にかけたり、あちこち探検してみたり。放飼場にはプールがあります。外側からプールのある側に回りこむと、ガラスをへだてて、ゾウたちが目の前に! 晴天で気温も高かった今日、ウタイとダヤーは豪快に水浴びするすがたをさっそく見せてくれました。
 最初は一歩ずつ、ソロ~リソロ~リと浸かっていったのですが、いちばんに入ったウタイは横にたおれるようにして全身を水にひたしたり、鼻をふりまわして水をはねとばしたり。ダヤーがプールに入って全身を沈めると、水がなくなりそうな勢いでした。
 オスの放飼場にもアティが登場しました。こちらもプールつきです。ゾウ舎のあちこちには、ゾウに関する解説板が設置されています。

写真上:左からスーリヤ、ダヤー、ウタイ
写真中:メスの放飼場全景
写真下:ゾウの像



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