上野動物園に新施設「アイアイのすむ森」がついに完成! 2009年5月23日(土)正午から公開します(時間は変更になる場合もあります)。
「アイアイのすむ森」は、不忍池のほとりにできた建物と、池の中の島や橋からなる飼育展示施設。アイアイをはじめ、マダガスカルの動物を展示します。
アフリカ大陸東南に位置するマダガスカル島は、太古の時代に他の大陸から離れたため、そこでくらす生物も独自の進化を遂げました。アイアイなどのキツネザル類など、マダガスカルでしか見られない動物が多く見られます。
「アイアイのすむ森」は、「アイアイの森」「レムールの森」(2棟)、ワオキツネザルの展示場から構成されています。室内展示では、照明等を工夫することにより、夜行性のアイアイの活発なすがたを観察することができます。「レムールの森」では樹上で活動するキツネザル類を展示します。また、不忍池の浮き桟橋から見えるワオキツネザル展示場では、ワオキツネザルが日光浴するすがたが見られるはず!
公開日時 2009年5月23日 正午
(時刻は変更になる場合があります)
現在、マダガスカルでは森林伐採が進み、動植物が危機的な状況にあります。上野動物園は、1999年に現地のツィンバザザ動植物公園と友好協定を結びました。この関係をもとに、上野動物園にはアイアイやハイイロジェントルキツネザルが来園しています。なお、「アイアイのすむ森」は、財団法人日本宝くじ協会の助成によって整備されました。
◎展示動物
アイアイ、ワオキツネザル、ハイイロジェントルキツネザル、ヒメハリテンレック、ホウシャガメなど。
・東京ズーネットBB、過去の動画から:
「
アイアイのおやつの時間」
(2006年11月撮影)
「
ハイイロジェントルキツネザルの赤ちゃん」
(2005年8月撮影)
「
ヒメハリテンレックの人工哺乳」
(2005年7月撮影)
アイアイとハイイロジェントルキツネザルは現在、西園で展示していますが、新施設への移動作業のため、2009年5月19日から上記公開日時まで展示を中止します。
◎「アイアイのすむ森」完成記念式典
2009年5月23日(土)午前10時から約40分(雨天決行)、上野動物園西園で「アイアイのすむ森」完成記念式典を行ないます。主催者挨拶ののち、来賓挨拶(駐日マダガスカル共和国大使ほか)、贈呈式(財団法人日本宝くじ協会より)、謝辞、花束贈呈、幼稚園児による合唱、テープカット、くす玉開き、施設案内。
当日は、正午から「アイアイのすむ森」を一般公開します。
当日は報道機関による取材も受け付けています。くわしくは、下記資料をダウンロードしてごらんください。
◎内覧会
完成記念式典の
前日、2009年5月22日(金)午後2時~3時、報道機関向けの「アイアイのすむ森」内覧会を開催します。くわしくは、下記資料をダウンロードしてごらんください。
※
「アイアイのすむ森」完成記念式典と内覧会の取材申込要領
(PDF、6ページ、約730KB)
(2009年05月15日)