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16年ぶりにチーター誕生! 名前募集
 └─2008/03/28

 多摩動物公園で16年ぶりにチーター(オス2頭、メス2頭)が生まれました! チーターの繁殖は非常にむずかしく、飼育下での繁殖例は多くありません。これまでの事例では、あたらしくやってきた個体どうし、あるいは、あたらしく来た個体と以前からいた個体とのあいだで繁殖が見られることが多いのですが、今回も、昨年(2007年)10月にやってきた2頭のあいだで繁殖しました。

 生まれたのは2008年3月5日(水)。母親はキキョウ(2003年4月23日生まれ、4歳)、父親はカエデ(2002年8月1日生まれ、5歳)、いずれも南アフリカ共和国の繁殖センターで生まれ、10月10日に多摩動物公園にやってきた個体です。

 2頭に交尾が確認されたのは2007年12月2日でした。出産は3月5日。午前0時10分に最初の赤ちゃんが誕生。初産なので心配もありましたが、2頭目以降は赤ちゃんの世話をするようすにも落ちつきが見られるようになりました。4頭目が生まれたのは午前4時11分ごろです。

 3月26日に2回目の体重測定をおこなったところ、4頭の平均体重は 1,235グラムでした。誕生時の体重は約 300グラムといわれています。公開はしばらく先になります。

◎4頭の名前募集

 2008年3月28日(金)~3月31日(月)の4日間、ウォッチングセンター内の動物ホールで、応募用紙に赤ちゃんの名前を書いて投函してください。動物ホールでは、4頭のビデオを上映しています。

 名前には簡単なルールがあります。両親の名前にちなみ、オスは「カ」、メスは「キ」を含むこと、そしてカタカナ5文字以内であることです。投票場所に「除外名」を掲示します。なお、投票はお1人1枚まで。締切後、得票数の多い候補から、当園選考委員会が名前を決定します。決定後、命名式を開催。決定した名前に投票された方には、命名式のご案内と記念品をお送りします。

(2008年03月28日)



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