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マレーバク「ダン」の成長──2006/01/20
 2005年9月22日に生まれたマレーバクの「ダン」(オス)。東京ズーネットで誕生のニュースをお伝えしました↓。

 うまれたばかりの赤ちゃんは、イノシシなどとおなじく、「うり坊」模様。その模様が、だんだん消えて、現在、おとなの「柄」に変身中! 腰のあたりの色がうすくなり、もようが目立たなくなっています。

 右の写真は上から、2005年10月4日、11月20日、2006年1月17日のダン、一番下は、2005年10月4日のダンとお母さん「リザ」です。ダンの変身ぶりをくらべてみてください。

 マレーバクの成長は早いことが知られています。ダンも生まれたときは7キログラムでしたが、2005年11月11日は36キログラムに増えていました。平均すると、1週間で4キロも増えています。マレーバクは生まれたときから歯があって、生後数日で親と同じえさを食べるようになる「早熟」(?)ぶり。

 赤ちゃんは、背中のまんなかあたりから腰にかけて、徐々におとなの毛に生えかわっていくのですが、産毛自体も毛先のほうからだんだん白くなっていくそうです。おとなは、くっきりとしたツートンカラー。この白黒模様は、暗闇にとけこむ、あるいは、昼でも木漏れ日模様にまぎれる、などの効果があるといわれています。

・東京ズーネット「どうぶつ図鑑」のマレーバクはこちら

・写真上 :2005年10月4日
・写真中上:2005年11月20日
・写真中下:2006年1月17日
・写真下 :2005年10月4日(母親のリザとダン)

(2006年1月20日)



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